2007 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312008 01

2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月

≫ EDIT

Top Of The Pops [September 1984]

SO_TOTP1.jpg
TOP OF THE POPS
Broadcast: 27 September 1984 (UK)
Performance: Smooth Operator
Personnel: Sade Adu (vocals), Stuart Matthewman (sax), Andrew Hale (keyboards), Paul S Denman (bass), Dave Early (drums), Martin Ditcham (percussion)

 '84年3月以来の出演となる〈Top Of The Pops〉。最新シングル曲「Smooth Operator」を引っ提げての登場(ランキングは第29位)。アデュは同シングルのポスター・スリーヴでも見られたレザー・ジャケットでいなせに決めている。同年3月「Your Love Is King」のプロモーション時期よりも、顔が若干ふっくらしている印象を受ける。パフォーマンスは生演奏ではなく、歌もリップシンク。音源に使われているのはもちろん再録音版(シングル版)の方である。

≫ Read More

| TV Appearances | 01:42 | TOP↑

≫ EDIT

Alicia Keys in Japan [November 2007]

AK in Japan Nov 2007

 '07年9月中旬、『AS I AM』(アメリカ発売11月13日/日本発売11月21日)の先行プレミア試聴会のために来日したアリシア・キーズ。それから約2ヶ月半後の11月末、彼女は本格的なプロモーションのため再び日本にやって来た。その間、彼女はテレビ、ネット、新聞・雑誌等、日本の様々なメディアに登場。

 私はその全てを追いかけるほどのアリシア・フリークではないが、その中で実際に自分がチェックしたいくつかのイベント/テレビ出演を、ここで備忘録としてまとめておきたい。

≫ Read More

| Diva Legends | 05:09 | TOP↑

≫ EDIT

Alicia Keys - NO ONE (killer b remix)

No One skeleton ver

 現在進行形のディーヴァ伝説、アリシア・キーズ。
 11月にリリースされた最新作『AS I AM』は、発売以来、まるで彼女の大きな尻のようにどっしりと私のCDプレイヤーの中に居座り続けている。

 アルバムからの先行シングル「No One」にはかなり意表をつかれた。シンプルな循環コードの上を、一段と逞しさを増した彼女のヴォーカルが迷いなくメロディを紡ぎだしていく。"No one" を連呼するサビ部分が強烈で、一度聴いたら耳から離れない。基調となるピアノの分散和音リフがアリシア印を残しつつ、サウンドはこれまでにないほどポップ。アコギまでかき鳴らされる終盤のリフレインのダイナミズムに至っては、ほとんどロック的でさえある。今までのアリシアにはなかったタイプの楽曲。恐らく、あまり考えて作った曲ではない。こうした淀みのない明快な曲は、何かの弾みで突発的に出来てしまうものだろう。

 この新曲を聴いて私が彼女の変化にまず感じたことは、“前進した”でも“成熟した”でもなく、一言で言えば、ずばり“突き抜けた”だった。アーティスト/歌手として、彼女が今までとは違う次元に突入したことがこの曲からは十分に予感された。一体、何がどうなっているのか。

 アリシアは「No One」について次のように説明している。
 
「〈No One〉はとってもシンプルで、愛する相手との関係について歌ってる。それは男女関係かもしれないし、母親や兄弟などの家族かもしれない。神や音楽かもしれない。それらは強い絆で結ばれていても、必ずそれを邪魔する何かが現れるものよ。でも、人間は話し合えるし、誰も強い絆は断ち切ることができないと歌っているのよ」(Best Hit USA, 20 Oct 2007)

 “誰にもこの想いだけは止められない(No one can get in the way of what I'm feeling)”というフレーズで個人的に連想されるのは、ジョン・レノンが書いた「Across The Universe」のサビ“何ものも私の世界を変えることはない(Nothing's gonna change my world)”である。アリシアは『AS I AM』を“ジャニス・ジョプリン meets アレサ・フランクリン”と表現しているようだが、実際、アルバムにはジョン・レノン的な瞬間も感じられる。

 世界に真っ向から対峙する素っ裸の声。感情が音の塊になって押し寄せてくるような感覚。自分の実生活や体験に照らして共感できるか否かは関係ない。優れた表現者は、私たちを全く未知の世界に引きずり込み、かつて抱いたことのない感情さえ経験させることができる。私たちは、例えば、電気椅子を前にした死刑囚にもなれるし、例えば、目の前で子供を殺された母親にもなれるだろう。真に優れた歌手は、その声ひとつでこの世を終わらせることさえできる。
 『AS I AM』で、アリシアは確実にそういう領域に足を踏み入れつつあるような気がする。ここまで来たら、もはや細かい音楽性や完成度の話はどうでもいい。私はただ彼女の比類なき「声」に圧倒され、感動するだけだ。

 私はこれまで特別アリシアの大ファンだったわけではないが、『AS I AM』で彼女は私にとって間違いなく重要な存在になった。'70年代シンガーソングライター然とした趣がよりマニアックに追求されている分、前2作と較べるとサウンド面では後退したような印象も与えるが、良い意味で王道を行っていて、尚かつ、かつてないテンションで全編が貫かれている(前半最後に連なる「Wreckless Love」「The Thing About Love」の2曲がアルバムの性質を端的に表しているように思う)。月並みだが、“タイムレス”と言うしかないシンプルで力強い歌の数々。なんと真っ直ぐな声をしているのだろうか。誰かの歌声を聞いてここまで心が揺さぶられ、涙が出たのは本当に久しぶりのことだった。

Alicia piano

 そんな『AS I AM』からの挨拶状だった「No One」。その新鮮さに驚かされつつ、同時に、この曲は“どこかで聴いたような”感覚を激しく喚起するものでもあった。私はこれが気になって仕方なく、しばらく悶々とした日々を過ごすはめになった。私にはその奇妙な“引っ掛かり”にこそ、今回のアリシアの変化を読み解く鍵があるように思われたのである。彼女は一体どういう意識でこの曲を作ったのか?

 まず、「No One」を聴いて誰もが即座に思い浮かべたのは、ブラック・アイド・ピーズ『ELEPHUNK』(2003)からの大ヒット「Where Is The Love?」だろう。「No One」とこの曲の循環コードの進行はまるで同じである(「No One」はE-B-C#m-Aだが、「Where Is The Love?」はキーがひとつ上がってF-C-Dm-Bb)。ラップのヴァースにキャッチーな歌メロを挿入してサビを作る、歌ものヒップホップの典型的な楽曲構造。歌メロ自体は異なるが、ストリングスを使ったリリカルなアレンジ、アンセム狙い的な歌詞、曲全体の方向性などにおいて、この2曲には明らかに共通性がある。コード進行が同じゆえ、歌メロの差し替えも容易。当然のように、「Where Is The Love?」をネタにした「No One」のマッシュアップが複数ネット上に出現することになった。

 更に似ているのは、フォート・マイナー『THE RISING TIED』(2005)からのヒット「Where'd You Go」。「Where Is The Love?」同様、ラップ+歌メロのサビという構成。この曲も同じコード進行のループが基になっているが(ブリッジ部分で僅かに変化あり)、こちらは「No One」とキーも同じだ。何より似ているのは、イントロから登場して曲のムードを決定づけているピアノのリフ。恋人との関係性/絆を綴った詞も似ている。歌メロ部分でフィーチャーされたホリー・ブルックによる単独ヴァージョンを聴くと、「No One」との類似はよりはっきりするかもしれない。ちなみに、この曲にも「No One」とのマッシュアップが存在する。

 私が「No One」から受けた“どこかで聴いた”感は、しかしながら、この2曲によっても解決されることはなかった。もっと決定的な曲が絶対にあったはずである。そして、それは自分が昔からよく知っている曲に違いない。「No One」を頭の中で延々とリピートし、脳内検索を掛けながら悩み続けた末、ある日、私はようやく“その曲”に気が付いた。

≫ Read More

| Diva Legends | 06:16 | TOP↑

≫ EDIT

Rahsaan Patterson @ Billboard Live TOKYO 2007

Rahsaan Patterson

 '07年9月に4枚目のアルバム『WINES & SPIRITS』を発表したラサーン・パターソン。
 ニュー・クラシック・ソウル~ネオ・ソウル系の一人で、デビューは'97年。同期のディアンジェロ、マックスウェル、エリック・ベネイらに較べると、それなりにコンスタントにアルバムも発表し、そのどれもが高い完成度を誇るのだが、いまいち地味な存在で、どうにも通好み的な地位に収まってしまっているという、ちょっと微妙な男でもある。
 
 新たな意気込みを感じさせる最新作の発売から約2ヶ月、絶好のタイミングで実現した彼の来日公演をビルボード東京に観に行ったところ、なんとシャーデーのカヴァーを披露してくれた。

≫ Read More

| Sade Covers/Mixes | 03:50 | TOP↑

≫ EDIT

Sade pic #02

Sade pic #02s
Photo: Jamie Morgan

| Gallery | 23:18 | TOP↑

2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月