2009 04123456789101112131415161718192021222324252627282930312009 06

2009年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年06月

≫ EDIT

シャーデー、2009年秋に帰還!!!?

prince_loves_sade.jpg
Click the pic

 シャーデーの新譜がどうやら9年ぶりに出そうな気配だ。
 
 シャーデーがアルバムをレコーディング中らしい、という噂は前々からあったが、長いこと放置されていたアメリカのシャーデー公式サイト www.sadeusa.com が今年の春に突如リニューアルされ、シャーデーの復帰はにわかに真実味を帯び始めた。その後、“今秋アルバム発売”との情報が流れ、現在では遂に“2009年11月24日発売”という明確なリリース日程まで飛び出している。

 この日程の出所は、つい先頃出現した www.sade2009.com なるサイト。アクセスすると、思わせぶりなフラッシュのイントロに続いて、“2009年11月24日ニュー・アルバム発売、タイトル未定”と謳うトップ・ページ(スクリーンショット/'09年5月29日現在)が現れる。その他のコンテンツとしては、簡単なバイオにディスコグラフィ、歌詞、閲覧者が登録なしで自由に書き込める掲示板があるが、どれも非常に簡易的な内容である上、デザインや作りも妙にショボい。まともな内容と呼べるものは、リリース日程とタイトル未定を示すわずか2行分の情報だけというこのサイト、現在、ネット上ではこれが公式サイトであることを訝しがる声が多い(一方、これを公式サイトと捉えてリリース日程を報じているウェブ記事も少なくない)。そもそも普通に考えて、既に公式サイトがあるのに、こんな中途半端なサイトをわざわざ新たに立ち上げる必要などないと思うのだが(まるでいずれ消滅することが約束されたような刹那的なドメイン名も怪しすぎる)。

 シャーデーにはもともと公式サイトが2つある。
 
 www.sade.com
 www.sadeusa.com
 
 前者は'96年3月にSony Music UKによって、後者は'00年8月にSony Music USAによって作られたもので、いずれも前作『LOVERS ROCK』(2000)発表の際、それ用の内容とデザインで整備された。よく似たこれらのサイトは統一されないまま併存し続け、『LOVERS ROCK』期のシャーデーの活動が終わった後、特に大きな更新がないまま長らく放置されていた。現在、www.sade.com は完全に廃墟と化しているが(サイト内のリンクがほぼ全滅状態)、www.sadeusa.com の方は、先述した通り、今年になってリニューアルされ、息を吹き返している(ちなみに、『LOVERS ROCK』期の日本版公式サイトに関しては、'09年5月現在、Sony Music Japanのサイト内にまだ存在が確認される)。

sadeusacom_052909.jpg
www.sadeusa.com のトップページ('09年5月29日現在)

 リニューアルされた www.sadeusa.com も非常に簡易的(暫定的)な作りで、現時点で呼び物と言えるものは、閲覧者が参加できる掲示板くらい(こちらは要登録)。このサイトでリリース日程やアルバム・タイトル等が発表されれば100%信用できるのだが、今のところアルバム・リリースに関する具体的な情報は何も発表されていない。
 また、謎の www.sade2009.com に関しても、www.sadeusa.com は沈黙している。黙認しているということなのか、単に相手にしていないだけなのか、真相はよく分からないままだが、いずれにせよ、ファンは逸る気持ちを抑えて少し静観していた方が良さそうだ。


 '00年11月発表の『LOVERS ROCK』以来、実に丸9年ぶりとなりそうなシャーデーのニュー・アルバム。今年、'09年3月末に3枚組の新作『LOTUSFLOW3R』を発表したプリンスが、昨年12月、Los Angeles Times紙の取材を受けた際、寡作なシャーデーについて次のように言及している。

 “シャーデーのニュー・アルバムを待つのはもうウンザリだからねー(We got sick of waiting for Sade to make a new album)”

 これは、3枚組『LOTUSFLOW3R』の中の1枚となる、プリンスが新たに手掛けた女性シンガー、ブリア・ヴァレンテのデビュー盤『ELIXER』を紹介する際に語った言葉。さすがの殿下もシャーデーの寡作ぶりには我慢の限界か?!
 『ELIXER』は、ちょっとオーガニックな雰囲気も漂う、プリンス制作らしい“クワイエット官能ストーム”な作品。シャーデーの新譜が出るまで、ファンはこれを聴いて我慢汁にアンダーウェアを濡らしておきたいところだ。


 もう一人、同じく3枚セットの新作を久々8年ぶりに発表するマックスウェル。こちらは3枚同時ではなく、毎年1枚ずつリリースという3ヶ年計画(三部作)の第一弾として、『BLACKsummers'night』という作品が今年7月7日に発売を控えている。

 シャーデーのニュー・アルバムについて、散髪屋に行ってさっぱりした彼にも発言してもらうことにしよう。

≫ Read More

| Sade News | 03:35 | TOP↑

≫ EDIT

By Your Side [video]

BYS1.jpg
BY YOUR SIDE (2000)
Directed: Sophie Muller

 『LOVERS ROCK』からの第一弾ヴィデオは、お馴染みのソフィ・ミュラーが監督。ミュラーらしい鮮やかな色彩と詩情豊かな映像、艶やかなアデュの容姿が見ものである。ぴったり息の合った両者ならではの繊細な作品で、久々に復帰するアデュを優しく見つめるようなミュラーの視線が印象的だ。
 
 8年のブランクの間、シャーデーは一体どこで何をしていたのか?
 その究極の答えがこのヴィデオである。

≫ Read More

| Music Videos | 23:31 | TOP↑

≫ EDIT

パロディ・ジャケに気をつけろ(ブラック~クラブ・ミュージック編)

diamond_life_235.jpgbest_of_sade_mix.jpg
Sade - DIAMOND LIFE (1984)
DJ Spinna - BEST OF SADE MIX (2009)

 『DIAMOND LIFE』のジャケをもじったDJスピナのシャーデー・ミックスCDに因んで、今回は特別企画のパロディ・ジャケ特集。

 パロディは、かっぱらい行為のパクリとは違い、ユーモアや批評を交えて、外部にそれとはっきり判る形で過去の作品を引用/模倣する行為である。単なる洒落であることもあるが、多くの場合、偉大な先人に対するオマージュの表明になっていて、そのアーティストが受けた影響を窺い知ることもできる。基本的にギャグ的な性質を持っているため、誰にでも通じる名盤ネタが多いのだが、敢えてマニアックな作品を取り上げ、判るファンだけをニヤリとさせるような拘り型のパロディもあり、なかなか奥が深い。

 ビートルズ作品を筆頭に、ロックの世界には昔からパロディ・ジャケの傑作が山ほどあるが、ここではブラック~クラブ・ミュージック系に絞って、私が知っているものをいくつかまとめて紹介することにしたい。

≫ Read More

| Etc Etc Etc | 23:50 | TOP↑

≫ EDIT

DJ Spinna - Best Of Sade Mix

OTWR_20070002.jpg
DJ Spinna - BEST OF SADE MIX
CD: Off The Wall Records OTWR 20070002, 2009 (US)

By Your Side / Bullet Proof Soul / Cherish The Day [Pal Joey Remix] / Feel No Pain [Nellee Hooper Remix] / No Ordinary Love / Is It A Crime / Love Is Stronger Than Pride [Mad Professor Remix] / War Of The Hearts [DJ Spinna Refreak] / The Sweetest Taboo / Siempre Hay Esperanza / Keep Looking / Super Bien Total / Kiss Of Life / Cherry Pie / Maureen / Turn My Back On You / Paradise / Nothing Can Come Between Us / Hang On To Your Love / Give It Up / Smooth Operator / Red Eye


 DJスピナが手掛けたシャーデーのミックスCD。『DIAMOND LIFE』をネタにしたパロディ・ジャケで、聴かせる前からツカミはOK。

 もともとブートレグとして流通し、後に内容を薄めて正規盤に昇格したスティーヴィー・ワンダー関連音源のDJミックス『THE WONDER OF STEVIE』(2003)、クインシー・ジョーンズ関連音源をミックスした『TRIBUTE TO THE Q』(2004)に続く、彼のアーティスト・ミックス第三弾。大のシャーデー・フリークであるスピナが、“一生聴けるベスト・コンパイル”をコンセプトにしたという入魂のDJミックスだ。

 まず驚くのは、スティーヴィー、クインシーに続いて、彼がシャーデーを取り上げたという事実。シャーデーは確かに幅広い世代の様々な音楽ファンから格別の思いを寄せられているグループだと思うが、こうして、スティーヴィー、クインシーという、ポピュラー音楽全体の発展に莫大な貢献をしたレジェンドたちと同列で扱われるのを見ると、やはり感慨深いものがある。シャーデー作品が、もはや時代もジャンルも超越した不動のクラシックとなっていることを実感させるような企画盤である。

≫ Read More

| Sade Covers/Mixes | 00:15 | TOP↑

2009年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年06月