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All Night Fuji [September 1984]


ALL NIGHT FUJI
Broadcast: September 1984 (Japan)
Performance: Smooth Operator
Personnel: Sade Adu (vocals), Stuart Matthewman (sax), Andrew Hale (keyboards), Paul S Denman (bass), Dave Early (drums), Martin Ditcham (percussion)

 '84年9月上旬、シャーデーは、六本木のライヴ・ハウス、インクスティックを経営するセック・コーポレーションの招聘で初来日を果たした。この時、彼らは東京での6回のギグの他に、フジテレビ土曜深夜の名物番組〈オールナイトフジ〉に出演している。初来日時の公的な映像としては恐らく唯一となる貴重な記録である。披露された曲は、日本でのデビュー曲「Smooth Operator」。

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山口百恵、引退前日ラスト・インタヴュー



 引退前日の'80年10月14日、山口百恵はNHKのインタヴュー取材を受けている。百恵の“ラスト・インタヴュー”と言うと、引退公演(10月5日)の直前、筑紫哲也によって行われたプレイボーイ誌のインタヴュー(*1)が有名だが、紙媒体以外も含めると、これが恐らく事実上、彼女が“山口百恵”として現役時代に受けた最後のインタヴューということになる。

 収録されたインタヴュー映像は、それから約1ヶ月後、'80年11月17日放映のテレビ番組〈NHK特集 百恵〉の中で公開された。今回は、インタヴュー部分を中心に、このNHKの百恵引退特番について紹介する。

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Sade pic #07

Sade_pic_07s.jpg
Photo: Jamie Morgan

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Top Of The Pops [March 1984]

King_TOTP1.jpg
TOP OF THE POPS
Broadcast: 8 & 22 March 1984 (UK)
Performance: Your Love Is King
Personnel: Sade Adu (vocals), Stuart Matthewman (sax), Andrew Hale (keyboards), Paul S Denman (bass), Paul Cooke (drums)

 '84年3月、前月に発売されたばかりのデビュー・シングル「Your Love Is King」で、BBCの名物音楽番組〈Top Of The Pops〉に出演。〈Top Of The Pops〉は、かつての日本の〈ザ・ベストテン〉のような音楽チャート番組で、ランキング順にアーティストが登場してスタジオでパフォーマンスを行う。ランキングはRecord Mirror紙による全英シングル・チャートに準じている。
 「Your Love Is King」は'84年2月~5月に14週間トップ100入りし、シャーデーはその間、3月8日と22日の2回番組に出演した。ここではその2回分をまとめて紹介する。残念ながらリップシンクでのパフォーマンスだが、当時のアデュの無敵の美人ぶりだけでも一見の価値があるテレビ映像だ。

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山口百恵、自らの歌を語る



 カラオケで「プレイバック Part 2」を歌ったことがある人、あるいは、他人が歌っているのを聴いたことがある人はよく分かると思うが、あの歌で一番難しいのは“馬鹿にしないでよ”である。素人だとこれが絶対にキマらない。音符をなぞるだけではダメだし、かと言って、ただ力任せに怒鳴ればいいというわけでもない。私はかつてギターを弾きながらこの“馬鹿にしないでよ”を1日中練習したことがあったが、どうしても百恵のようにカッコよく言うことはできなかった。
 素人だからキマらないのかというと、これは基本的にプロが歌っても同じである。私は実際にプロの歌手による「プレイバック Part 2」のカヴァーをいくつか聴いたことがあるが、どれも話にならない。誰一人としてきちんと“馬鹿にしないでよ”と言えていないのだ。山口百恵は、なぜあれほどいとも簡単に“馬鹿にしないでよ”と正しく言うことができるのか。

 「絶体絶命」の“やってられないわ”も同様に難しい。山口百恵はいかにも“やってられないわ”という感じであっさり吐き捨てるように歌うのだが、常人の歌唱ではこの“やってられない感”がまず出ない。「横須賀ストーリー」の“これっきりですか”も奥が深い。百恵は絶妙のタイム感であのフレーズを歌う。これも常人の歌唱では、必死に問いかける“これっきりですか感”が出ない。百恵はメロディを追うのではなく、本当に喋るように自然に“これっきりですか”と歌う。

 宇崎竜童は、かつて山口百恵の正確無比な歌唱を“コンピューターのようだ”と評した。この歌うコンピューターは、一体どのように作品を解析し、あのような的確極まりない歌唱表現を実現していたのだろう? その精密機械の内側を覗いた者は、いない。


 引退の3日前に当たる'80年10月12日(日)の午後、山口百恵は、文化放送のラジオ番組〈決定!全日本歌謡選抜〉に生出演し、自分の過去のヒット曲をひとつひとつ振り返るという趣向のインタヴューを受けている。山口百恵の場合、タレントとしてのパーソナリティにスポットを当てるインタヴューはあっても、歌い手として自ら個々の作品についてまともに語っているインタヴューというのは、極めて稀である。

 ここで百恵は、「横須賀ストーリー」から「ロックンロール・ウィドウ」までの8つのシングル作品について回想している。いわば、歌い手本人による作品解説である。コンサートのMCのような台本通りの曲紹介ではない。引退間際ということもあり、変なしがらみもなく、各作品について率直にコメントをしているのが実に面白い。山口百恵にとって一連の歌はどのような意味を持っていたのか? 彼女は一体どのような意識で作品に向かっていたのか? 一体何が彼女の歌をあのようなものにしていたのか? このラジオ出演での発言を通して、私たちは、歌うコンピューター=山口百恵の“ブラックボックス”の中身を垣間見ることができる。

 聴き手はアナウンサーの小川哲哉。選ばれた歌に関してまず百恵自身がざっとコメントをし、それに対して小川がいくつか質問をするという流れで番組は進行する。以下、作品ごとに百恵のコメントを紹介する。残念ながら現在の本人に話を訊くことはできないが、作品解説に関しては、記憶も新鮮な30年前の百恵にやってもらうに越したことはないだろう。あらゆる意味で貴重なインタヴューである。

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| Momoe Yamaguchi | 00:33 | TOP↑

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