2012 081234567891011121314151617181920212223242526272829302012 10

2012年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年10月

≫ EDIT

ひたすらヤバい──スーパーバッドなMJ箱『BAD25』

Bad25_01.jpg

 マイケル・ジャクソン『BAD』の25周年記念ボックス『BAD25』('12年9月18日発売)は、思った通りスーパーバッドな代物だった。

 CD3枚+DVD1枚の4枚組。オリジナル版『BAD』(CD1)、同時期の未発表音源集(CD2)、'88年7月16日にウェンブリー・スタジアムで行われたコンサートの未発表フル・ライヴ映像(DVD)+同ライヴ音源(CD3)を所収する。告知された'12年5月から4ヶ月半、私は首を長くして発売日を待っていた(法外な値段のする日本盤は見送り、輸入盤を購入)。マイケルの死後、ショート・フィルム全集『VISION』(2010)、なんちゃってニュー・アルバム『MICHAEL』(2010)、マッシュアップ・アルバム『IMMORTAL』(2011)等々、Sonyからだけでも様々な商品が発売されてきたが、これはマイケルの死から4ヶ月後に公開された映画『THIS IS IT』以来と言っていい強烈な作品である。

 WHO'S BAD?──最高にヤバいのは一体誰なのか。この箱を開けた者は、その答えを嫌というほど思い知らされることになる。

≫ Read More

| Michael Jackson | 04:56 | TOP↑

≫ EDIT

Lil Buck──メンフィスの踊る黒鳥



 ジョルジュ・フランジュ監督『ジュデックス』(1963)の暗殺場面を模したシーヴェリー・コーポレーションの傑作ヴィデオ「Is It Over?」(2011)で、鳥の仮面を被って眩惑的なダンスを披露していた謎の男の正体が、この青年である(これまでの話は前回記事“鳥男に気をつけろ”参照)。

 リル・バック──テネシー州メンフィス出身のストリート・ダンサー(かつてリトル・バック Little Buck というタップ・ダンサーがいたが、こちらはヒップホップ世代らしく“Little”の表記が省略形になっている)。私が彼の存在を初めて知ったのは'10年のことだった。リル・バックという名前に覚えがなくても、このブログを見ている人の多くは、恐らく過去に最低一度は彼の踊りを目にしているはずである。彼のダンス活動はこの1〜2年でどんどん面白いことになっていて、知名度も飛躍的に上がってきている。鳥男にも気をつけた方がいいが、この“黒鳥(black swan)”にはもっと注意が必要だ。

≫ Read More

| Dance to Jazz and All That Jazz | 03:03 | TOP↑

≫ EDIT

鳥男に気をつけろ



 とある屋敷で開かれた仮面舞踏会。そこに1人の謎の男が現れる。燕尾服に身を包み、頭には大きな鳥の仮面を被っている。右手に白い鳩の亡骸を持ち、鳥男は静かな物腰で舞踏室に入ってくる。無言のまま人々の注意を喚起すると、男の手から一瞬炎が上がり、次の瞬間、鳩は息を吹き返して室内を飛び回る。驚く人々の前で、男は両手やハンカチーフから見事な手際で次々と鳩を出現させる。どうやら彼は奇術師のようだ。

 しかし、彼はただの奇術師ではない。もし夜会にこんな客人がやって来たら気をつけた方がいい。彼はあなたの命を狙う刺客かもしれないからだ。

≫ Read More

| Dance to Jazz and All That Jazz | 03:02 | TOP↑

2012年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年10月