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2014年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年05月

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Christien Taylor──風の中のシャーデー



 '12年3月13日投稿。'14年4月26日現在まで、再生数約400回。そのうち300回くらいは私が再生したかもしれない。

 シャーデー「Is It A Crime」のカヴァー。壁に貼ってあるジミヘンのポスター、それと釣り合わないギターの演奏技術、固定カメラの自撮りではなく、誰かが手持ちで辛抱強く撮っているあたりとか、笑いどころがたくさんあって、視聴するたびにニヤニヤしてしまう。シャーデーに感じたブルースを素直に表現している──と言うか、しようとしている──ところに好感と共感を覚える。こういう掘り出し物があるからYouTubeは面白い。

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Jarell Perry──週末のタブー




 ジャレル・ペリーの新曲「Taboo」は、シャーデー「The Sweetest Taboo」のカヴァー。ザ・ウィークエンドがシャーデーを演っているような、今時のアトモスフェリックでメランコリックな解釈が面白いSoundCloudで無料ダウンロード)。「D.D.」と聴き較べるのも一興だ。

 ジャレル・ペリーはロサンゼルスの新進ユル&B歌手。ざっと聴いた限り、爽やかなザ・ウィークエンドと言うか、アク抜きしたミゲルと言うか……そういう感じのキャラである。これまでに無料アルバム『SIMPLE THINGS』(2013)と、EP『WHITE』(2014)を発表している。

 上掲の'84年のシャーデーの写真は、一応「Taboo」の公式なジャケ画像である。「The Sweetest Taboo」だったら'85〜86年の写真を使おうぜ!


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Paloma Faith──やってられないわ



 パロマ・フェイスの会心作『A PERFECT CONTRADICTION』('14年3月10日発売)から1stシングルに切られたファレル・ウィリアムズ制作の「Can't Rely On You」。2ndシングル「Only Love Can Hurt Like This」を拙訳で紹介したついでに、こちらも訳しておきたい。

 個人的にはジャネル・モネイ「Tightrope」(2010)以来のツボ曲。「Tightrope」はJBだったが、こちらはアレサ・フランクリン。往年のソウル・ミュージックのエッセンスをモダンに、飽くまでタイトに蘇生させたファレルのプロダクション、ジャネル並みに小さな身体で豪快に歌い飛ばすパロマのヴォーカルが痛快すぎる。まるでスウィート・インスピレーションズを従えたパティ・ラベルのような切れ具合。『WATTSTAX』(1973)のソウル・チルドレン「I Don't Know What This World Is Coming To」冒頭の定番声ネタ──ジェシー・ジャクソンによる紹介アナウンス──のハマリ具合も最高だ。

 「Blurred Lines」に似ていることよりも、むしろ「Tightrope」との類似の方が重要ではないだろうか。エイミー・ワインハウス以降、雨後の筍のように登場した擬似ヴィンテージ・ソウル(レトロ・ソウル)。JBマナーのジャネル「Tightrope」には、しかしながら、それらに共通するノスタルジーの感覚が全くなかった。それは、ファレルの'60年代マーヴィン・ゲイ〜カーティス・メイフィールド調ナンバー「Happy」にも言えることである。ノスタルジーに世界中のチャートで1位を取る力などあるはずがないのである。「Happy」も、そしてこの「Can't Rely On You」も、ジャネルの「Tightrope」がなければ生まれていなかったに違いない。

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The Walker Brothers──太陽はもう輝かない



 前回、パロマ・フェイスの「Only Love Can Hurt Like This」を和訳しながら、私はずっとウォーカー・ブラザーズのことを考えていた。'60年代の日本ではビートルズと人気を二分したウォーカーズ。私はスコット・ウォーカーの朗々とした端正な歌声が好きで、昔はよく彼らのアルバムを聴いた。私が'60年代の日本の若者だったら、ウォーカーズ派だったかもしれない。

 懐かしくなり、久しぶりにウォーカーズの代表曲「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore(太陽はもう輝かない)」(1966)を聴いたところ、無性に訳してみたくなった。スコット・ウォーカーは言葉をとても丁寧に大切に歌う人で、たとえ単純なラヴ・ソングであっても、一語一句が深く胸に響いてくる。声の深み、表現力の豊かさゆえ、何気ない一節や、たったひとつの単語からも様々なイメージが浮かんでくる。「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」もまさにそんな歌だ。

 「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」は、'65年に発表されたフランキー・ヴァリのソロ・デビュー曲のカヴァー。しかし、これを不動の名曲にしたのはウォーカーズである。イントロの5小節目から出てくるタンバリンの音を聴くだけで胸が締め付けられるような思いがする。スコット・ウォーカーはとっくの昔にこの歌を捨ててしまった。この歌はもう誰にも歌えない。

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Paloma Faith──恋の仕打ち


BURBERRY PRORSUM: FALL/WINTER 2014
Designer: Christopher Bailey
Date: 17 February 2014
Venue: Kensington Gardens, London
Performance: "Only Love Can Hurt Like This" by Paloma Faith

 2014年秋冬ロンドン・コレクション4日目、バーバリー・プローサムのショウで披露されたパロマ・フェイスの特別ライヴ・パフォーマンス。曲は、問答無用の最高傑作『A PERFECT CONTRADICTION』('14年3月10日発売。ファレル・ウィリアムズ、ラファエル・サディーク、ジョン・レジェンド、スチュアート・マシューマンら参加)からの2ndシングル「Only Love Can Hurt Like This」。

 ウォーカー・ブラザーズの甘美なラヴ・ソングを彷彿させる一撃必殺の大名曲。途中で歌メロが1オクターブ上がるところは、最近ジャネル・モネイもカヴァーしたデヴィッド・ボウイ「Heroes」(ウォール・オブ・サウンド〜ウォーカーズのニュー・ウェイヴ解釈)を連想させたりもする。作者は、スターシップ「Nothing's Gonna Stop Us Now(愛は止まらない)」(1987)など多くのヒット曲を生んできたベテラン・ソングライターのダイアン・ウォーレン。スタジオ版はウォール・オブ・サウンド調だが、バーバリーのショウではピアノ+ストリングスの優美なアコースティック版で披露された。間違いなくアルバムのベスト・ソング。これぞまさしく“deadly kiss”だ。

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教養講座スペイン語:GEPEと書いて何と読む?




 最近、スペインに行ってみたいなあ、と何となく思っている。フラメンコを楽しむためである。で、少しずつスペイン語の勉強を始めた。

 まず私が覚えたのは、スペイン語の発音には“b”と“v”の区別がないということである。スペイン語で“v”の音は、英語のように下唇を噛まず、日本語と同じように単純に“ビー”と発音する。“b”も“v”も、どちらも同じバビブベボの音になる。だから、Eva Yerbabuenaというスペイン人名をカタカナ表記する場合、“Eva”は“エヴァ”ではなく“エバ”、Pedro Almodovarの“Almodovar”にしても、“アルモドヴァル”ではなく“アルモドバル”と書くのがより正しいということになる。“b”と“v”の区別がないなんて、スペイン語って意外と簡単?!

 次に覚えたのが“g”の発音である。例えば、GEPEという名前の男がいる。GEPEは'81年生まれ、チリ出身のシンガー・ソングライターで、上掲の『GP』は現時点で彼の最新作に当たる'12年10月発表の4thアルバムである。チリ人なので、名前はスペイン語読みとなる(チリの公用語はスペイン語です)

 さて、GEPEと書いて何と読むか?
 “ゲペ”ではない。“ゲップ”でもない。答えは……

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George Tandy, Jr.──それでも行進は続く

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MARCH
Artist: George Tandy, Jr. | Director: The Bully

 白いピアノを弾きながら“想像してごらん(Imagine)”と歌ったのはジョン・レノン。ジョージ・タンディ・Jrの弾くピアノは、まるでレノンの愛と平和の白いピアノが真っ赤に染まったように見える。それは、約400年間にわたって無数のアフリカ系アメリカ人たちが流してきた血の色でもあるだろう。それでも行進は続く。

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| Man's Man's Man's World | 03:05 | TOP↑

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Image Association Game #45



Malcolm McDowell
If.... (1968)
Directed by Lindsay Anderson


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シャーデー誘拐事件




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