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2014年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年06月

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Grace Jones──リズムの奴隷



 ティンバランドが見事に完成させたマイケル・ジャクソンの無敵の新曲「Slave To The Rhythm」。「おどれ!おかあちゃん」な歌詞は前に紹介した通りだが、その補足として、グレイス・ジョーンズの同名異曲「Slave To The Rhythm」(1985)も訳しておきたい。これもまた奴隷的な労働についての歌である。MJ版は主婦の生活を描いた独自の作品になっているが、やはりこの曲が参照されていないわけはないだろう。

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雨のリージェント運河

Regents_Canal1.jpg

 イギリス、ロンドン北部を東西に横断するリージェント運河。東はテムズ川沿いのライムハウスから、西はロンドン北西部のパディントンまで、約13.8kmにわたってロンドン市内を流れる。19世紀初頭に造られ、街の発展に大きく貢献した運河である。

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Janet Jackson──逃・避・行





 ♪エス・カ・ぺイド──そう口にするだけで幸せになる。なんて素敵な言葉だろう。

 「Escapade」(1989)。この歌が私は死ぬほど好きだ。ジャネットの曲の中で2番目くらいに好きかもしれない。イントロ──飛行機の離陸音のようなあのノイズ!──を聴いただけで泣きそうになるくらい胸がわくわくする。賑やかな祭りの広場でジャネットが仲間たちとわいわい歌い踊るヴィデオも大好きだ。

 マイケル・ジャクソン「Xscape」に因んだ脱線記事、その2。前回のJB「Escape-Ism」に続き、今回はジャネットの“Xscape”ソング「Escapade」を取り上げる。

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ミスター・ブラウンの“ええじゃないか主義”



 先日紹介したマイケル・ジャクソンの未発表曲「Xscape」。あのファンク・ナンバーを聴いて、私は御大ジェイムズ・ブラウンのある曲を思い出した。JBにも同じように“脱出”をテーマにした曲があるのだ。ミスター・ブラウンの“Xscape”とはいかに?

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Image Association Game #48


Vertigo2.jpg
Vertigo3.jpg

Vertigo (1958)
Directed by Alfred Hitchcock


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Michael Jackson──脱出

Xscape21.jpg

 Xscape [Original Version]
 (Michael Jackson/Rodney Jerkins/Fred Jerkins III/LaShawn Daniels)
 
 Open up, 6
 He's gone!
 
 6番房 開けろ
 いないぞ!

 
 Everywhere I turn, no matter where I look
 The system's in control, it's all run by the book
 I got to get away so I can free my mind
 Xscape is what I need
 Away from the electric eyes
 
 四方八方 どこを向いても
 管理体制が敷かれ 制度に支配されてる
 ここから抜け出して心を解放しよう
 脱出しなければ
 監視の目を逃れて
 
 No matter where I am, I see my face around
 They pin lies on my name, then push them town to town
 Don't have a place to run, but there's no need to hide
 I've got to find a place
 But I won't hide away
 
 どこへ行っても自分の顔を目にする
 僕に濡れ衣を着せ 町から町へ嘘をばらまく
 逃げ場所はないが 隠れることはないさ
 抜け道を探すんだ
 僕は逃げも隠れもしない
 
 Xscape, got to get away from the system rules in the world today
 Xscape, the pressure that I face from relationships has to go away
 Xscape, the man with the pen that writes the lies that has no end
 Xscape, I do what I wanna cause I gotta please nobody but me
 
 脱出 現代社会の束縛から抜け出すんだ
 脱出 厄介な付き合いに悩まされるのは御免だ
 脱出 次から次へと嘘ばかり書き立てる売文屋
 脱出 僕は自分のために好きなことをやるまでさ
 
 Sometimes I feel like
 I've gotta get away
 
 ときどき思うの
 抜け出さなきゃって

 
 I tried to share my life with someone I could love
 But games and money is all she ever thought of
 How could that be my fault when she gambled and lost?
 I'm tired of silly games
 It's time to make a change
 
 愛する人と人生を共にしようとしたのに
 彼女は駆引きや金のことしか頭になかった
 賭けに負けたからって なぜそれが僕のせいに?
 茶番にはうんざりだ
 もうお終いにしよう
 
 Why is it I can't do whatever I want to?
 When it's my personal life and I don't live for you
 So don't you try to tell me what is right for me
 You be concerned about you
 I can do what I want to
 
 なぜ自分の好きにしちゃいけないのさ?
 この人生 あんたのために生きてるわけじゃない
 あれこれ指図するのはやめてくれないか
 自分の心配をしたらどうだ
 僕は好きにさせてもらう
 
 Xscape, got to get away from the system rules in the world today
 Xscape, the pressure that I face from relationships has to go away
 Xscape, the man with the pen that writes the lies that has no end
 Xscape, I do what I wanna cause I gotta please nobody but me
 
 脱出 現代社会の束縛から抜け出すんだ
 脱出 厄介な付き合いに悩まされるのは御免だ
 脱出 次から次へと嘘ばかり書き立てる売文屋
 脱出 僕は自分のために好きなことをやるまでさ
 
 When I go, this problem world won't bother me
 This problem world won't worry me no more
 
 抜け出せば 面倒な世界に煩わされることもない
 もう苦しむこともなくなるんだ
 
 Xscape
 Xscape
 Xscape
 Xscape
 
 脱出
 脱出
 脱出
 脱出
 
 Xscape, got to get away from the system rules in the world today
 Xscape, the pressure that I face from relationships has to go away
 Xscape, the man with the pen that writes the lies that has no end
 Xscape, I do what I wanna cause I gotta please nobody but me
 
 脱出 現代社会の束縛から抜け出すんだ
 脱出 厄介な付き合いに悩まされるのは御免だ
 脱出 次から次へと嘘ばかり書き立てる売文屋
 脱出 僕は自分のために好きなことをやるまでさ
 
 Sometimes you just wanna escape
 Gotta get outta here!
 
 脱走したくなる時があるもんさ
 抜け出そうぜ!

 
 You want me? Come and get me
 
 僕をお探し? 掴まえてごらん
 
 
 (訳:Abeja Mariposa)

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Xscape is what I need

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| Michael Jackson | 02:53 | TOP↑

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Michael Jackson──リズムの奴隷




「どうして股間を掴むのかって(笑)? 無意識にやってしまうんですよ。踊ってる時、ダンサーは音楽を奏でているサウンドを表現するわけです。ノリのいいベースであれば、自分もベースになる。チェロとか弦楽器なら、それになる。そのサウンドが表す情感になりきるわけです。つまり、僕が踊りながら(股間を)“バーン!”って掴んだら、それは音楽がそうさせているということなんです。掴もうとして掴むわけじゃない。あまりいい場所じゃないですしね。考える間もなく、そうなっているんです。後から映像を見て、“こんなことやったの?”って驚くことがありますよ。僕はリズムの奴隷なんです」(10 Feburary 1993, Michael Jackson Talks... To Oprah)

 踊っている最中に股間を掴む理由をオプラ・ウィンフリーに訊ねられた時のマイケルの返答。“僕はリズムの奴隷です(I'm a slave to the rhythm)”と答えている。
 
 期待度マックスの新譜『XSCAPE』('14年5月13日発売/日本盤5月21日発売)に収録されているマイケル・ジャクソンの新曲「Slave To The Rhythm」。そこでマイケルは、確かにこのインタヴュー発言と同じ意味で“リズムの奴隷”と化している。これぞMJ、というバキバキのダンス・ナンバーだ。

 もともと『DANGEROUS』(1991)用にベイビーフェイスやLAリードらによって書き下ろされ、『INVINCIBLE』(2001)のアウトテイクとも言われていたこの曲は、ティンバランドが手を加えた今回のエレクトロ・ファンク調の“現代版”(クソ素晴らしい)を一聴する限り、マドンナの「Music」(2000)に近い印象を受ける。音楽やダンスをテーマにした似たような歌かと思いきや、さにあらず。“リズムの奴隷”というタイトルは、巧妙な罠である。この表題フレーズは、歌詞内で上掲のインタヴュー発言と全く違う文脈で使われているのだ。驚くと同時に、私はその歌詞に既視感を覚えた。「Slave To The Rhythm」は、かつて日本で大ヒットしたある歌と非常によく似ているのである。和訳してみよう。

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| Michael Jackson | 00:00 | TOP↑

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Omar Edwards──おばあちゃんのおもいで



 オマー・エドワーズというブルックリン出身のタップ・ダンサーがいる。セヴィアン・グローヴァーの従弟で、かつてセヴィアンのブロードウェイ作品『ノイズ&ファンク(Bring In 'Da Noise, Bring In 'Da Funk)』(1996〜99)にも参加していた人だ。セヴィアンとはNYOTs(Not Your Ordinary Tappers)というタップ・カンパニーでも一緒だった。色々なイベントで何度も来日しているので、ご存じの方も多いだろう。面白いことをやるタッパーで、'09年3月には横浜ランドマークで日野皓正と組み、フリッツ・ラング『メトロポリス』に生で音をつけるという、とんでもないショウも行っている(私はすべて見逃している!)

 そのオマー・エドワーズが、昨日紹介したアロー・ブラックの「Mama Hold My Hand(ストリング・クインテットと組んだライヴ版)に合わせて、室内でタップを踏んでいる動画がある。タイトルは「Thinking About Granny 2013」。母親ではなく、おばあちゃんのことを思いながら踊っているようだ。どうということはない極私的なパフォーマンスだが、湧き出てくる思いを自然に表現している感じがいい。素朴にして奥深いタップの魅力が伝わってくる、なかなかの名動画だと思う。

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| Dance to Jazz and All That Jazz | 01:00 | TOP↑

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Aloe Blacc──母さん 手をつないで

AB_mama.jpg


 5月の第二日曜日は母の日である。今日はそれにふさわしい歌を紹介したい。
 
 アヴィーチー「Wake Me Up」への客演、メジャー移籍した最新作『LIFT YOUR SPIRIT』で絶好調のアロー・ブラック(再来日切望!)。前作『GOOD THINGS』(2010)に「Mama Hold My Hand」という曲が収録されている。昨日紹介したビル・ウィザーズ「Grandma's Hands」を彷彿させる温かな母の歌だ。その拙訳をお届けする(国内盤の対訳は未確認)

 素朴にして雄弁な歌詞なので、説明は一切不要だと思う。アローの見事なストーリーテリングを日本語でじっくり味わっていただきたい。母親のことを考えながら……。

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Bill Withers──おばあちゃんの手




 ビル・ウィザーズの「Grandma's Hands」を今更ながら和訳してみた。デビュー作『JUST AS I AM』(1971)収録の言わずと知れた大名曲。当時シングル発売され、全米ソウル・チャートで最高18位のヒットも記録した。同時期に発表された藤子不二雄『ドラえもん』の名作「おばあちゃんのおもいで」(てんとう虫コミックス『ドラえもん』第4巻収録/『小学三年生』'70年11月号初出)とあわせて聴きたい、亡き祖母についての心温まる歌だ。淡々とした語り口が心に深く染みる。おばあちゃんに対するウィザーズの思いが行間に溢れている。彼のこうした簡素なストーリーテリングの作法は、シャーデー作品にも受け継がれている。

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| Man's Man's Man's World | 04:00 | TOP↑

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Image Association Game #47



Anemic Cinema (1926)
Directed by Marcel Duchamp

Thanks to Valentin

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Scott Walker──いとしのマチルダ




 前回、“5月の歌”としてスコット・ウォーカーが歌う「When Joanna Loved Me」という曲を紹介した。そのおまけとして、同じく『SCOTT』(1967)収録曲で、アルバム冒頭を飾る「Mathilde」を紹介したい(彼がこの2曲を歌う素晴らしいテレビ出演映像があるので)

 「Mathilde」は、ベルギー出身のシャンソン歌手、ジャック・ブレルの'64年発表曲。オリジナル版は仏語だが、スコットは英語で歌っている。彼は、米シンガー・ソングライター、モート・シューマンの英訳によるジャック・ブレル楽曲を自身のソロ・アルバムで数多く取り上げた。英語圏にブレル作品を広く知らしめたことは、スコット・ウォーカーの大きな功績のひとつである。

 仏語を解さない私も、やはりスコット・ウォーカーの解釈を通してジャック・ブレルを知った。涎や鼻水を垂らしながら汗だくで歌うブレルの激しさ、無様さに較べると、スコットの歌唱は品が良すぎると言うか、カッコ良すぎると言うか、いかにもスマートである。純粋にブレルが好きな人にとっては物足りないと思うが、英語圏におけるブレル解釈の第一人者、また、ブレル作品を自分のものにした数少ない歌手のひとりとして、偉大であることに違いはないだろう。

 「Mathilde」は狂おしい恋の歌である。かつて自分を破滅させ、ボロボロにしたマチルダという宿命の女が帰ってくる。自分を捨てた彼女のことを忌々しく思う一方、主人公は歓喜に身を震わせる。愛の囚人と化した男のジレンマを生々しく描いた名作だ。原文は、自分の“心(heart)”と“両手(hands)”を擬人法で表現している点が秀逸だが(ここに主人公の葛藤がよく表れている)、拙訳では自分に言い聞かせるような口調に若干砕いて処理した。僅か2分半で表現される壮絶な感情のドラマは、それでも十分に堪能して頂けると思う。

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| Man's Man's Man's World | 00:45 | TOP↑

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5月の歌──When Joanna Loved Me




 5月が好きだ。空は晴れ晴れとして、木々は青々と茂り、暑くもなく寒くもなく、外を歩いているだけで気持ちがいい。特に初旬は最高である。一歩外へ出ると、そのままどこかへ遠出したくなる。この季節が嫌いな人はいないだろう。

 先月末、ウォーカー・ブラザーズの「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」を和訳した後、私はスコット・ウォーカーの1stソロ・アルバム『SCOTT』(1967)を棚の奥から引っ張り出し、久しぶりに聴いた。その中に「When Joanna Loved Me」という曲が入っている。5月という季節の美しさ、温かさを、これ以上ないというくらい瑞々しく鮮やかに描いた名作だ。5月に因んで、今回はこの歌の拙訳をお届けしたい。

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Chinawoman──私はパーティーガール

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 書を捨てよ、パーティーへ出かけよう──

 冴えない文系女子が自己暗示でイケイケ女に大変身?! 中国女のダークな一人芝居ソング「Party Girl」(2007)。

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Image Association Game #46

Chinawoman_coffee.jpg

Vacation from Love (2013)
Directed by Chinawoman

1995 / 1994 / 1977

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