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誰のせいでもありゃしない




 “誰のせいでもありゃしない みんな俺ら(おいら)が悪いのか”という尾藤イサオの歌唱でも知られる「Don't Let Me Be Misunderstood(邦題:悲しき願い)」。尾藤版の元になった'65年のアニマルズ版が有名だが、ご存じの通り、この曲を最初に歌ったのはニーナ・シモンである。ニーナのオリジナル版はアルバム『BROADWAY-BLUES-BALLADS』(1964)に収録され、同年にシングル発売もされたが、ヒットには至らなかった。

 テンポを上げて激しくシャウトするアニマルズ版は、他者とのコミュニケーション不全や、社会の無理解・不寛容に対する若者の苦悩や苛立ちが滲むロック調の解釈で、そこが当時ヒットした大きな理由であるように思われる。それを参照した尾藤イサオ版(作詞:タカオカンベ)は更に激しさを増し、ほとんど“逆ギレ”と言ってもいい破れかぶれな恋煩いの歌になっているのだが(“誰のせいでもありゃしない みんな俺らが悪いのさ(Nobody's fault but mine)”ではなく、“悪いのか(but is it mine)”という疑問文で帰結する破綻ぎみの文脈に“俺ら”の混乱と苛立ちがよく表れている)、しかし、元のニーナ版はそれらとは大きく趣が異なる。

 私がこの歌を知ったのは'86年頃、FMラジオ番組のカヴァー曲特集で、アニマルズ版とエルヴィス・コステロ版を一緒に聴いたのが最初だったと思う(私の家には父親が大昔に買ったアニマルズ「朝日のあたる家/悲しき願い」のEPもあったりした)。翳りのある哀切なメロディは当初から好きだったが、私がこの歌の深い魅力に気付いたのは、それからずっと後、ニーナ・シモン版を聴いた時のことである。「Don't Let Me Be Misunderstood」は、決して若者のフラストレーションを歌ったものではなく、元々は、老若男女の誰もが共感できる、とてもシンプルなことを歌った普遍的かつ非常に内省的な歌だった。

 今回は、この歌が元来どういうものだったか分かるよう、オリジナルのニーナ版の歌詞をできるだけ簡潔に和訳することにしたい。同時に、数多く存在するカヴァー版の中から、4人の女性歌手による解釈を紹介する。

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READ MY LIPS!


FRIENDS & LOVERS (2014)
MARSHA AMBROSIUS

 マーシャ・アンブロージアスの大傑作2ndアルバム発表記念特別企画。
 口紅は口ほどに物を言う?

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400回記念 Stronger Than Paradise #301〜399



 このブログの記事数が400本に到達した。いちいち振り返るのも面倒くさいが、慣例なので、ここでさらっと#301から#399までのまとめ。

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Robert Marley──裁くべからず!


JUDGE NOT!
7": Beverley's Records LM 027, 1962 (Jamaica)

Side 1: Judge Not!
Side 2: Do You Still Love Me


 ロバート・マーリー(ボブ・マーリー)、最初の問いかけ。恐るべき17歳。

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Bob Marley & The Wailers──愛されるに値するか?


COULD YOU BE LOVED
7": Island Records WIP 6610, May 1980 (UK)

Side 1: Could You Be Loved
Side 2: One Drop


 ボブ・マーリー、最後の問いかけ。
 
 “Could you be loved”は、恐らく“汝は神(ジャー)の愛を受けるに値するか”という意味だと思うが、彼の歌の多くがそうであるように、ここにはラスタでない人間の胸にも深く突き刺さる普遍的なメッセージがある。なんという厳しい問いだろう。あなたはこの問いに“Yes”と答えられるか?

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| Man's Man's Man's World | 03:15 | TOP↑

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Michael Jackson──団結



 スティーヴィー・ワンダー「Master Blaster (Jammin')」(1980)、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ「Jamming」(1977)と来て、“Jam”三連発の最後を決めるのは、もちろんこの人、マイケル・ジャクソン

 『DANGEROUS』(1991)冒頭を飾るスティーヴィー流儀の鬼ファンク「Jam」。歌詞がいまいち理解できないという人も、スティーヴィーやマーリーの歌とあわせて聴けば、it ain't too much stuff──ちっとも難しいことはないのである。

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| Michael Jackson | 03:30 | TOP↑

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Bob Marley & The Wailers──まぜこぜ



俺には野心なんてない。ただ1つかなえたいのは、人類が共に生きること──黒人も白人も黄色人種も共に。それだけだ。
I don't really have no ambition, you know. I only have one thing I'd really like to see happen. I'd like to see Mankind live together - Black, White, Chinese, everyone. That's all.

──ボブ・マーリー
(『ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド(原題:Marley)』/字幕翻訳:石田泰子/2012)

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7月の歌──Master Blaster (Jammin')




注意─爆発物
 
1. ターンテーブルに平らに置く
2. ボリュームを上げる
3. 後ろへ下がる

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