2016 02123456789101112131415161718192021222324252627282930312016 04

2016年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年04月

≫ EDIT

Lizz Wright @ Cotton Club 2015



 リズ・ライトのコンサートを観た(……去年の秋に)

 '03年にVerveからアルバム・デビューした米ジョージア州出身のシンガー・ソングライター。カサンドラ・ウィルソンをゴスペル寄りにしたような雰囲気の人で、凛とした物憂げな歌声はミシェル・ンデゲオチェロを彷彿させたりもする。

 私はこの人のことを常々“教会育ちのシャーデー”だと思っていた。むちゃくちゃ歌がうまいシャーデー、と言い換えても良い。教会など通ったことがなく、ヴォイス・トレーニングも続いた試しがない究極のヘタウマ歌手であるシャーデー・アデュが、あの声で、あの謙虚さと優美さを保ったまま、アレサ・フランクリンやメイヴィス・ステイプルズ、あるいはマヘリア・ジャクソンのように力強く歌うことができたら、一体どれだけ素晴らしいだろう。リズ・ライトは、その理想を実現したような歌手なのである。

 '15年9月に発売された5thアルバム『Freedom & Surrender』は、ゴスペル色を前面に出した5年前の前作とは打って変わり、制作にラリー・クライン(ジョニ・ミッチェル、トレイシー・チャップマン、マデリン・ペルー、メロディ・ガルドー)を迎え、ブルース、ゴスペル、ジャズ、フォークなどを折衷したそれまでの音楽性を引き継ぎながらソウル色を強めることで、よりポップで間口の広い傑作になった。先行曲「Lean In」は、シャーデーの新曲かと思うようなグルーヴィーで官能的なダンス・ナンバーだったりする。新譜発売から2ヶ月後という絶好のタイミングで実現した来日公演を、半ばシャーデー的なものも期待しつつ、私は大喜びで観に行ったのである。

≫ Read More

| Diva Legends | 23:10 | TOP↑

≫ EDIT

Image Association Game #69

≫ Read More

| Image Association Game | 03:10 | TOP↑

2016年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年04月