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Sade @ MGM Grand Garden Arena 2011 (part 4)

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 シャーデーを観るラスベガス2泊4日の一人ツアー。コンサート前日の9月2日昼間に現地到着、砂漠の街でいきなりクタクタになった私は、宿泊先の冴えないモーテルでしばらく休息した後、街を少し散策してみることにした。

 ラスベガスの中心部は、ラスベガス・ブルバード=通称“ストリップ”と呼ばれる南北にのびる大通りである。ここにカジノ、ショップ、レストラン、様々な娯楽施設を擁する巨大ホテルが軒を連ねている。ラスベガスまでやって来て、このストリップを歩いてみない手はない。空が暗くなり始めた午後7時過ぎ、私はカメラを持ってモーテルを出た。


VIVA LAS VEGAS

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トロピカーナ通りからMGMグランドを望む

 トロピカーナ通りを西へ歩いてストリップへ向かう。道路の向こう側に見えるMGMグランドは、夕暮れ時になってグリーンとイエローで綺麗にライトアップされていた。ふと左手に視線を落とすと、金網で仕切られた空き地の中に大量のガラスの空き瓶が散乱していた。汚い。この辺りはあまり金を持っていなさそうなモーテル宿泊者がちらほら行き来する程度で、人通りはいつもまばらである。2日目の夜だったか、この道ですれ違った白人の若者に煙草を無心されたことをよく覚えている(1本やると“Thanks, you're a life saver!”と言って去っていった)。ベガス滞在中、私はこの道を何度も歩いた。

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ストリップの向こう側に見たことのある街が……

 横断歩道を渡ってMGMグランド側へ。トロピカーナ通りとストリップの交差点、昼間に写真を撮ったMGMグランドのライオン像の前に再びやって来た。そこからストリップを隔てた西側に目をやると、自由の女神やら、シャーデー「Cherish The Day」のヴィデオで何度も見たエンパイア・ステートやクライスラー・ビルがそびえ立っている。なんだこりゃ。ここはラスベガスではなかったのか。摩天楼の周りにはどういうわけかジェットコースターが走っていて、時々絶叫が聞こえてくる。

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ストリップとトロピカーナ通りの交差点(通称“ニュー・フォーコーナー”)

 ニューヨークから左へ視線を移し、MGMグランドから交差点の反対側を眺めると、今度はお伽話に出てくるような中世ヨーロッパ風のとんがり屋根のお城があった。むむ……。そして、その左奥には黒い巨大なピラミッドがあって、天辺から空に向かって垂直に1本の怪光線を放っている。一体どこやねん。東京人の私は大阪人のように呟き、自分の居場所もアイデンティティも分からなくなった。

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ニューヨークとMGMを結ぶ歩道橋から北にストリップを望む

 MGMグランドとニューヨークの間には歩道橋が架かっている。橋の上からストリップを眺める。無数のネオンに彩られた大通りが、北に向かってずっとのびていた。MGMグランドがある交差点はストリップの南の外れの方で、この先に様々な巨大ホテルがずらりと並んでいるのである。歩道橋を渡ってストリップの西側、ニューヨーク・ニューヨーク New York New York Hotel & Casino(というのがホテルの名称である)の方へ行く。多くの人が行き交う歩道橋の隅に、虚脱して座り込んでいる白人の物乞いがいた。往来する観光客たちの話し声、下を通り過ぎる車の音、“Ice cold water, one dollar”という売り子の声、路上パフォーマーの楽器の音、ニューヨーク・ニューヨークのジェットコースターから聞こえる絶叫、物乞いが振る小銭の入ったガラス瓶の音──様々なノイズが混然となって私を包んでいた。

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モンテカルロ(上)、シティセンター(下左)、プラネット・ハリウッド(下右)

 ストリップの西側をニューヨーク・ニューヨークから北へ向かって歩いていく。まず左手にモンテカルロ Monte Carlo Resort & Casino というホテルがあった。いかにもクラッシー。奥に見えるホテルの本館は、上から見るとドラえもんの“Yロウ”のような形をしている。更に進んでいくと、近未来SF映画のセットみたいなビル群がドド~ンと現れた。190円の古本で買った私のガイドブック('07年発刊)の地図ではこのエリア一体が空き地になっていて、私は後になって、ここが'09年から'10年にかけて出来たシティセンター CityCenter という巨大複合施設だということを知った。奥に見える銀色に輝く巨大な建物はアリア Aria というホテルで、右の手前に見える細長いモノリスみたいな2本のビルはヴィア・タワーズ Veer Towers というコンドミニアムである。とても人間が造ったとは思えない。異常なスケールだ。ヴィア・タワーズを見上げると、あまりの高さにビルが斜めにそびえ立っているように見えたが、実際、このビルは5度の角度でそれぞれ逆方向に斜めっているのだった(そのせいで下から見ると異様に高く見える)。ここには他にも巨大ホテルが密集している。このシティセンターからストリップの反対側を見ると、プラネット・ハリウッド Planet Hollywood Resort & Casino があった。どのホテルも過剰にデカく、全景がとてもカメラのファインダーに収まりきらない。

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Mon Paris!──エッフェル塔がそびえるパリス・ラスベガス

 更に北へ向かって歩くと、ストリップの反対側、プラネット・ハリウッドの先にエッフェル塔が出現した。今度はパリである。ホテルの名前はそのまんま、パリス・ラスベガス Paris Las Vegas。このホテルのエッフェル塔とバルーンのネオンは有名である。これを見て、ラスベガスに来たんだなあ、という気分になる(エッフェル塔を見てそう思うのも変だが)。エッフェル塔はパリにあるオリジナルの1/2の尺度で造られていて、何ドルか払うと、天辺にある地上140メートルの展望台まで昇ることもできる。

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ドッカ~ン!──遂にやってきた、ベラージオの巨大噴水

 そして、再び左手を見ると、ラスベガスの名所中の名所、ベラージオ Bellagio の巨大噴水が目の前にドワ~ッと広がっていた。ぬおお~、ヤバい。でっかい! 今から10年前、このホテルの難攻不落のカジノ金庫は、11人の男たちによって破られた。映画『オーシャンズ11』(2001)の最後、仕事を終えたブラッド・ピットたちが並んで眺めていたのが、このベラージオの噴水である。映画と同じだあ!
 ベラージオでは昼間から夜12時まで噴水ショウをやっていて、通行人は誰でも楽しむことができる。日中は30分おき、夜は15分おきにショウがある(1回3~5分程度)。全長300メートルの広大な池から、音楽に合わせて高々と水が噴き上がる様は壮観である。噴射口は1000以上、水の高さは最大70メートルにも及ぶという。クライマックスで一斉に水が噴き上がると、池の向こうにあるベラージオの本館が水の壁で完全に隠れてしまうほどだ。ショウは何パターンもあるようだが、私が行った時はちょうどエルヴィス・プレスリー「Viva Las Vegas」に合わせて噴水が景気よく舞っていた。正直、曲と合っているかどうかは微妙だったが、少なくとも、ラスベガスらしいものを見たな、という気にはなった。

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ベラージオの前で見かけたエルヴィス

 ベラージオの池の前にエルヴィスがいた。しかも2人いて、何やら立ち話をしていた。完全に街の風景に溶け込んでいて、通行人は特に彼らを振り返ることもない。ストリップにはこういう変わった人間が普通にそこら中にいるのである。昼間はMGMグランドの前でキッスのジーン・シモンズを見かけた。マイケルもいたし(これも2人いた)、ジャクソン5もいた(「Get Ready」を歌っていたが、マイケル役の坊やは音痴だった)。あるいは、そこらへんをストーム・トルーパーが普通に歩いていたり、よく分からないデビルマンのような格好をした男がいたり、他にも、変すぎて逆にさっぱり思い出せないようなコスプレイヤーがたくさんいた。コスプレだけでなく、楽器を演奏しているミュージシャン、炎天下でマネキンのように固まっているパントマイマー、ラジカセで音楽をかけて一人でヒップホップ・ダンスを踊っている黒人とか、とにかく、ストリップには無数の路上パフォーマーがいるのである。ベラージオの前では、エルヴィス以外にも、星条旗柄の衣裳を着てアクロバットを披露するチャイニーズのコンビを見かけた。彼らのことはもちろんガイドブックには載っていないし、どういうパフォーマーがいるのかは実際に現地に行ってみないと分からない。ストリップのホテルは様々なエンターテインメントを提供しているが、こうした無名の路上パフォーマーたちの芸を見て回るのも一興ではないかと思う。ストリップはただ歩いているだけでも楽しい。

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ベラージオから交差点の反対側にビルズとフラミンゴ・ホテルを望む

 ベラージオは、南北にのびるストリップと、東西にのびるフラミンゴ通りの交差点の南西の角に位置している。この交差点はフォーコーナー Four Cornersと呼ばれ、ストリップの中でも最も賑やかな場所である(MGMグランドがある交差点は、これに対してニュー・フォーコーナー New Four Corners と呼ばれている)。ベラージオから交差点の反対側(北東の角)を望むと、ビルズ Bill's Gamblin' Hall & Saloon というやけに小さいホテル(何となく21エモンのつづれ屋を思わせる)と、その左隣りに老舗のフラミンゴ・ホテル Flamingo Las Vegas が見えた。この交差点の先に更に多くの有名ホテルがあって、ホテルの前の池で海賊ショウをやっていたり、火山が噴火していたり、滝でライト・ショウをやっていたりと、色々な無料アトラクションが楽しめるのだが、ここまでやって来た時点で、私には既にそれらを観に行くだけの気力も体力も残っていなかった。

 MGMグランドからベラージオまで(つまり、ニュー・フォーコーナーからフォーコーナーまで)歩くのに、たっぷり30分は掛かっている。実際に歩いてみるまで、私はストリップがこんなに距離のある通りだとは思っていなかった。地図で見ると徒歩で南から北の端まで歩けるような気がするのだが、とんでもない。ベラージオまで来ても、まだストリップの1/3に過ぎないのである。もうイヤだ、と思った。ラスベガスへ旅行に行く人には、徒歩での移動はMGMグランド~ベラージオの距離が限界だと言っておきたい(それ以上移動する場合は素直にバスかタクシーを使おう)。実は、パリス・ホテルのエッフェル塔に昇って夜景を撮ろうかと思っていたのだが、やめた。疲れた。「Viva Las Vegas」も聞いたし、エルヴィスもいたからもういいよ。おれは帰る!

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シティセンターとプラネット・ハリウッドを結ぶ歩道橋から北にストリップを望む

 ベラージオの池のほとりで一服した後(ストリップには道端の至るところに灰皿がある。素晴らしい)、私は来た道を引き返すことにした。シティセンターとプラネット・ハリウッドの間に架かる歩道橋を渡り、今度は道路の東側を歩くことにする。ひたすら黙々と歩いても、フォーコーナーからニュー・フォーコーナーまで、やはり最低でも25分くらいは掛かる。疲れる。

 ストリップを歩いてすぐに思うことは、道路の反対側へ行くのが大変だということだ。歩いていて“あ、あっち側に行きたいな”と思っても、なかなか簡単には行けない。一度反対側へ渡ってしまうと、今度はなかなか戻れなかったりする。横断歩道は滅多にない。歩道橋もそんなにあるわけではないし、わざわざ昇って降りるのも億劫だ。白人のおっさん2人組が無理やり横断しようとして車に轢かれそうになっているのを見かけたが、何車線もある幅広い道を車が常にビュンビュン走っているので、危険なことこの上ない。強引に横断するのはやめておいた方がいいだろう。ストリップは横断歩道と歩道橋の位置を覚えながら歩くといいと思う。


THE STARDUST OF YESTERDAY...

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シャーデー「Turn My Back On You」(1988)

 なんだよ、いつまで経ってもシャーデーが出てこないじゃないか、と思いながら読んでいる人もいると思うので、ここで少しシャーデーの話をしよう。数あるシャーデーの北米公演の中で私がラスベガスという場所を選んだのは、前にも書いた通り、私が渡米を決意した6月初旬の時点でそれがシャーデーの世界ツアーの最終公演地だったからなのだが(その後、日程はどんどん追加され、ラスベガスは単なる通過地点に過ぎなくなった)、実はその他にもうひとつ理由があった。シャーデーの'88年のヴィデオ「Turn My Back On You」のロケ地がラスベガスなのである。ラスベガス公演を観に行けば、ついでにシャーデーの縁の地を訪れることもできると私は考えたのだ。

 「Turn My Back On You」はラスベガスのストリップで撮影されている。私が歩いた大通りである。但し、先述したように、この大通りは非常に長い距離がある。シャーデーはストリップの一体どのあたりで撮影を行ったのか? 「Turn My Back On You」には、街の煌びやかなネオン群が目まぐるしいスピードで登場する。街の様子がはっきり捉えられているわけではないので、なかなか場所が特定しにくいのだが、それでもいくつか特徴的な場所が登場する。最も分かりやすいのは、シャーデーが“Lido”と書かれた巨大なネオン看板の前で歌っている場面だ。これはストリップ北部のスターダスト Stardust Hotel & Casino という老舗ホテルの有名な看板である。“Lido”の上に“STARDUST”というホテル名のネオンが輝いていて、これはヴィデオの中にも何度かアップで登場する。“Lido(リド)”というのは、このホテルの名物であるパリから直輸入したキャバレー・ショウのことだ。

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「Turn My Back On You」──スターダスト・ホテルのネオン

 私はラスベガスへ行ったらスターダスト・ホテルを訪れ、シャーデーが歌っている場所からこのネオン看板を写真に撮ろうと思っていた。事前にホテルの位置を確認しておこうと思い、渡米の数日前にネットでスターダスト・ホテルのことを調べて、私は愕然とした。スターダストは'06年11月をもって営業を打ち切り、なんと'07年3月に爆破解体されていたのだ。閉業だけならまだしも、よりによって“爆破解体”である。私の計画も木っ端微塵に吹っ飛んだ(笑)。ヴィデオに映っている看板は'90年代になってデザインが変わってしまったが、それでもラスベガスの象徴として、最後までホテル前のストリップ沿いに存在していた。私は行くのが数年遅かったのだ(バラバラに解体されたネオンの一部は、ラスベガスのネオン博物館に保存されている)。

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「Turn My Back On You」──レディ・ラック(左)とリビエラ(右)のネオン

 「Turn My Back On You」には、“Lady Luck”のネオンの前にメンバーたちがいる場面も出てくる。これはダウンタウン(ストリップを北へ抜けた地域)の同名ホテルだと思うが、ここも'06年に閉業している。ラスベガスは移り変わりが激しい街なのだ。
 ヴィデオ内にネオンが登場するホテルの中で今でも健在なのは、老舗のリビエラ・ホテル Riviera Hotel & Casino である。リビエラはストリップ北端の東側にある。リビエラから更に北へ行くと、ストリップ最北端の東側にサハラ Sahara Hotel & Casino というこれまた古いホテルがあるのだが、このホテルのネオンもヴィデオに登場している(ほんの一瞬しか映らないが)。星屑のごとく消えてしまったスターダスト・ホテルは、リビエラからやや南のストリップ西側に存在していた(跡地にはエシュロン・プレイス Echelon Place という巨大複合施設が建設される予定だが、資金難で工事は止まったままらしい)。これらから見て、「Turn My Back On You」のロケが行われたのは、基本的にストリップ北部~ダウンタウン周辺だということが分かる。

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「Turn My Back On You」の冒頭場面──ストリップを南進してフォーコーナーへ差し掛かる

 帰国後に「Turn My Back On You」を改めて見て“あっ”と思ったのは、車で大通りを進んでいく冒頭の早回し場面である。よく見ると、道路の右手前にシーザーズ・パレス Caesars Palace、左手奥にバリーズ Bally's Las Vegas のネオンが映っている。シーザーズ・パレスはフォーコーナーの北西の角、バリーズは南東の角にあるホテルである(今でも健在)。そして、道路の右側、シーザーズ・パレスの向こうに“DUNES”というネオンが見える。デューンズ Dunes Hotel & Casino は、'93年までフォーコーナーの南西の角にあったホテルである。デューンズ・ホテルの跡地には、現在、ベラージオがある('98年開業)。つまり、「Turn My Back On You」の冒頭の場面は、ストリップを北から南へ向かって進んでいる映像なのである。バリーズの手前の画面左、シーザーズ・パレスの向かい側にあるのはフラミンゴ・ホテルだ。

 ベガス滞在の初日の夜、私はヴィデオとは逆に、ストリップを南から北へ歩いてこの交差点までやって来た。シャーデーたちが映っている場所までは行かなかったが、実際にストリップを歩いてみて、私はこのヴィデオが以前と全く違って見えるようになった。印象主義的に捉えられたネオン街のイメージが、自分で歩いたストリップの記憶と重なって、やけにリアルに感じられる。断片的な様々な風景の中から、実際の街の喧騒が聞こえてくるような気がする。ヴィデオの撮影から23年経った現在のストリップ。スターダストは既にないが、時間に余裕があれば、リビエラあたりまで頑張ってハイキングしてもよかったなと思う。


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MGMグランドから北にストリップを望む

 フォーコーナーからMGMグランド付近まで戻ってきたところで、私は遅めの夕食をとることにした。考えてみれば、朝8時半頃、ロサンゼルス空港到着前に機内で軽食を食べてから、私はマーブルチョコとポテトチップスしか食べていなかった。安く済ませるため、MGMグランドの隣りにあるShowcase Mallの2階のフードコートへ。そこにあったサブウェイで、サブウェイクラブとコークを注文し、ストリップが見える窓際のカウンター席で一人寂しく食べる(一人旅で最も孤独感を覚えるのは、食事の時だと思う)。フードコート内は閑散としていて、白人の若者グループがちらほらいる程度だった。私は妙に浮いているような気がした。

 やたら食いでのあるサブウェイクラブをやっとのことで平らげて時計を見ると、既に10時だった。おう、そろそろ行かねば。ベガス滞在の初日、私はひとつだけ明確な予定を入れていた。この後にメイン・イベントが控えているのだ。空になったトレイを片付けると、私はMGMグランドへ向かった。

(続く)


※写真はすべて筆者撮影(クリックで拡大可)

Sade @ MGM Grand Garden Arena 2011 (part 1)
Sade @ MGM Grand Garden Arena 2011 (part 2)
Sade @ MGM Grand Garden Arena 2011 (part 3)
Sade @ MGM Grand Garden Arena 2011 (part 4)
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Soldier Of Love Tour [2011]
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