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Sade state of mind on Broadway



A man who views the world the same at 50 as he did at 20 has wasted 30 years of his life.
- Muhammad Ali (born January 17, 1942)

If you can't fly then run, if you can't run then walk, if you can't walk then crawl, but whatever you do you have to keep moving forward.
- Martin Luther King, Jr. (born January 15, 1929)


 2014年はシャーデーのレコード・デビュー30周年。大きな節目の年なのだが、何か動きはあるのだろうか。未CD化の12インチ音源や'84年のライヴ映像/音源を一挙収録した『DIAMOND LIFE 30』ボックスでも出して欲しいところだが……。

 アデュは過去のアルバムの新装再発には非常に消極的である。以前も紹介した話だが、'11年の世界ツアー開幕に合わせて、シャーデーはレコード会社から旧作群をデラックス版で再発しないかという打診を受けた。が、アデュの答えはこうだ。

「そういうのは大嫌い。レコード会社はその手のプラチナ永久保存ものを出したくてしようがないのよ。“冗談じゃない。私たちはそこまで終わっちゃいないわ”と言ってやったわ」(31 August 2011, PerthNow.com)

 新曲入りベスト盤『THE ULTIMATE COLLECTION』(2011)は、その代替として発売されたものだった。

「私はこれまでのどのアルバムもカムバックじゃなく、自分たちが成長する過程の一歩一歩だと思ってる。私たちは自分たちが現役だといつも思ってきた。たとえ活動していない時でもね」(2 November 2011, Baz.ch)

 シャーデー・アデュはこういう人である。自分たちは現役だから旧譜の再発でせこく稼ぐ必要はない、というわけだ。それならそれでさっさと活動再開してくれよ……という感じだが、家庭の事情もあってなかなかそうもいかないのだろう。

 再発天国のこの時代に、シャーデーほどのビッグネームの過去リリース音源がいまだすべてCD化されていないというのは、考えてみればすごいことだと思う。安易な再発を頑なに拒むこの強い現役意識があるからこそ、シャーデーは長いブランクを物ともせずに活動を続行することができるのだろう。

 『DIAMOND LIFE』30周年記念盤も良いが、私が前から実現して欲しいと思っているのは、様々なアーティストやプロデューサーが過去のシャーデー作品を料理する公式リミックス盤『SADE: REMIXED』の制作である。ノア“40”シェビブ制作/ジェイ・Z客演の「The Moon And The Sky」(『THE ULTIMATE COLLECTION』収録)のようなリミックス・トラックだけでアルバムを1枚作るのだ。シャーデーのメンバーたちが制作に関与すれば尚良い。ヒップホップの世界にはいくらでもやりたがる人間がいるだろうし、シャーデー再評価が目立つインディ/オルタナティヴR&Bの周辺も含めて幅広く参加者を揃えれば、相当に面白い物ができると思うのだが……いかがでしょう(って誰に言ってるんだ)。

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