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Caro Emerald @ Akasaka Blitz 2015



 カロ・エメラルドのコンサートを観た。
 
 “エレクトロ・スウィング界のアデル(またはリリー・アレン、あるいはメーガン・トレイナー、もしくはココ・O)”という形容がピッタリなオランダのジャジー・ポップ歌姫。ロックンロール以前の'20〜50年代の欧米の大衆音楽──ディキシーランド〜スウィング・ジャズ、ジプシー・スウィング、ラテン、ラウンジ音楽など──をヒップホップで現代風に焼き直した古くて新しいお洒落サウンドが、'00年代半ば以降のエレクトロ・スウィングの波に乗ってヨーロッパで大ヒット。デビュー作『DELETED SCENES FROM THE CUTTING ROOM FLOOR』(2010)は、本国オランダで30週連続1位になり、MJ『THRILLER』の持つ記録を塗り替えた。

 参照しているサウンドはちょっと違うが、カロ・エメラルドのレトロなジャジー・ポップは、'50年代クール・ジャズの匂いを振りまくツイン・デンジャーや初期のシャーデー作品と通じるものがある。また、エレクトロやハウス色が強い一般的なエレクトロ・スウィングと違い、彼女の音楽がヒップホップをベースにしていたり、エイミー・ワインハウス以降の流れに通じるレトロモダンなR&B感覚をさり気なく持ち合わせているあたりにも個人的には魅力を感じる。ポチャカワ系のファッション・アイコンにもなり、女子ウケもバッチリなカロ・エメラルド。日本デビューとなった2nd『THE SHOCKING MISS EMERALD』(2013)の発表から丸2年、ようやく実現した初来日公演を赤坂ブリッツで観た。


パパパパパフィー?!

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 なんでパフィーやねん。
 
 私も最初はそう思った。カロ・エメラルドの来日公演は、'15年5月18日(月)に赤坂ブリッツ、5月19〜20日にブルーノート東京(各日1公演)で計3回行われたが、私が行った赤坂ブリッツ公演には前座としてパフィーが出演した。彼女たちの出演が告知されたのはチケット発売から2ヶ月後のこと。ブルーノート東京2公演は11,800円の高額料金にもかかわらず完売したようだし、8,500円の赤坂ブリッツ公演の売れ行きがそれほど悪かったとも思えない。パフィーの出演は集客目的ではなく、恐らくプロモーターのクリエイティブマンによる、話題作りを兼ねた純粋なサービス企画なのだろう。'03年に同じく赤坂ブリッツでパティ・スミスの公演を観た時、前座で浅井健一のバンドが出演したことを思い出す。カロ・エメラルドとパフィーのファン層が重なるとは思わないが、雑貨屋や古着屋が似合うレトロなポップ感覚や、女子ウケしそうなキャラなどは、よく考えるとカロ・エメラルドとそれほど遠くないかもしれない。ファンではないが嫌いではない、という観客が多かったのではないか。私もその一人だった(ちなみに、私が知っているのは井上陽水が関与した例の2曲だけ。どちらがアミで、どちらがユミかも分からない)

 パフィーのパフォーマンスは定刻の19:30に始まり、40分で8曲を披露。ヴォーカルの2人に、ギター、ベース、ドラム、キーボードを加えた6人編成で、アグレッシヴなパワー・ポップ・サウンドを聴かせた。完全アウェイの彼女たちを観客は温かく迎えた。2曲目が終わったところで2人の挨拶MC。“アレ演りますから。あのね……後めで演ります(笑)。いま出したら、みんな何か買いに行ったりするから”と言っていたのが可笑しかった。そう、こっちはアレしか知らないのだ。オフビートの脱力自然体トークに会場の空気も和む。初めて生で見るパフィーの2人は、びっくりするほど小柄。来年でデビュー20周年なのだという。彼女たちが登場した'90年代半ばのJ-Popは、小室ファミリーやヴィジュアル系の全盛期で、“切なさ”だとか“はかなさ”だとか“運命”だとか、小綺麗な言葉を並べたラヴ・ソングばかりが流行っていた。そんな中、恋愛をテーマにせず、懐かしい洋楽テイストのサウンドで、かつてのポップスが持っていたナンセンスな楽しさや、キラキラした輝きを放散するパフィーのヒット曲には、まるでドン・キホーテのような勇ましさが感じられたものだった。時の流れの早さにしみじみとしてしまう。アヴリル・ラヴィーンからの提供曲などを披露した後、最後にそのお約束曲「渚にまつわるエトセトラ」「アジアの純真」を快演。これには会場も大いに盛り上がった。約20年ぶりに聴き、“そうだ、そうだ、こういう曲だった!”と素直に感動。当時、テレビでよく耳にしたが、フルコーラスでまともに聴いたのは初めてかもしれない。ノスタルジーではなく、私は単純に曲の力に圧倒された。この2曲を生で喰らえたのはラッキーだった。


HISTORY REPEATING──歴史は繰り返す

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 機材交換による約25分の休憩を挟んだ後、いよいよカロ・エメラルドのステージ(ローディーや日本人スタッフと混じって、バンドのメンバーたちも自らセッティングをしていた)

 サングラスをかけた長身のギタリストがスポットライトを浴びて一人で現れ、ホワイト・ファルコンでマカロニ・ウェスタン調の哀愁溢れる独奏(ニール・ヤングの『デッドマン』サントラみたいな感じ)を聴かせると、姿の見えないカロ・エメラルドの歌声が場内に静かに響く。2nd収録のバラード曲「I Belong To You」。ギター伴奏でそのままワンコーラスが歌われた後、うらぶれたラッパの響きと共にステージ全体が明るくなり、左袖からゆっくりとした足取りでカロが登場した。歌姫のショウらしいドラマチックな幕開け。シックな衣装で来るかと思いきや、ピンク色の半袖ショート丈トップス+白地にバラの葉っぱ柄がプリントされた膝丈のふんわりフレアスカートという、思い切りガーリーな格好だった。日本の女子のテイストに合わせたのだろうか。

 6人編成のバック・バンドは全員白人男性。白シャツ+黒パンツ(数人は黒ベスト着用)というスタイリッシュな格好の野郎どもが紅一点の歌姫をサポートする光景はシャーデーのショウとよく似ている(ついでに、ギタリストの愛器がホワイト・ファルコンだったり、幕開け曲がマカロニ・ウェスタン調なところもシャーデー的)。基本的な楽器構成は、ギター、ベース、キーボード、サックス、トランペット、ラップトップだが、マルチ・プレイヤーが多く、曲によって各人が次々と楽器を持ち替え、バラエティに富んだアンサンブルを聴かせる。中でも、モヒカン刈りが印象的なやんちゃキャラのデヴィッド・テンプルは、テナーとバリトン・サックスに加え、クラリネット、ギター、時にキーボードも担当するという大活躍を見せた。ラップトップのリモン・ヒューバートは、ドラムパッドやパーカッション類の他に、スネアとハイハットで生ドラムも担当。ラップトップから出る打ち込みビートと生演奏のバランスが素晴らしく、持ち前のレトロでモダンなポップ・サウンドが、アルバム以上にライヴ度を増して見事に再現されていた。

 2ndアルバムからの先行曲だったタンゴ調ナンバー「Tangled Up(鍵盤のスティーヴン・ラージがメロディカでバンドネオンのパートを担当)、ヒッチコック『泥棒成金』に触発されたというサンバ風味の爽やかな名曲「Riviera Life」、「Why Don't You Do Right」を思わせる気怠くブルージーな「Coming Back As A Man」。20世紀前半のポピュラー音楽の意匠を散りばめたキャッチーな楽曲が次々と披露されていく。'15年4月末に発表されたばかりのウェスタン風情の最新曲「Quicksand(3rdアルバムからの先行曲)も聴くことができた。禁酒法時代のモグリ酒場が似合うディキシーランド調のホットなナンバー「Dr. Wanna Do」では、バリトン・サックスとトランペットの2人が前に出てきて、ソロを吹きながらチャールストンのダンス・パフォーマンスを披露。これには観客も大喝采だった。

 コンサート中盤では、初めて訪れた東京の印象をカロが話す場面もあった。“昨日今日と街を歩いていたら、フランスのものをたくさん見かけたわ。フランスのパンとかチョコとかマカロンとか。日本の人たちはフランスが好きみたいね。私もフランスは大好きよ。実際、私の2ndアルバムもフランス、特にパリに触発されているの。これは、ファッション、アート、そして、アーティストであることについての歌です”というMCに続いて歌われたのは、マレーネ・ディートリッヒ、グレタ・ガルボといった映画女優にも愛されたクチュリエール、マダム・グレへのオマージュ曲「Paris」。クラリネット、ミュゼット風情のメロディカ、アップライト・ベース、ギターによるビートレスの生演奏が、まるでパリの裏街のような雰囲気を醸し出す。デヴィッド・テンプルが引き続きクラリネットを吹いた「Excuse My French」では、観客を'20年代のニューオーリンズへと誘う。シーケンス音を全く使わないこれらの生演奏は、現代の観客に古き良き音楽の魅力をストレートに伝えるものだった。

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プロペラヘッズ「History Repeating」(左)、ポーティスヘッド「All Mine」(右)のヴィデオ

 ショウの中で個人的に印象深かったのは、後半に披露されたプロペラヘッズの'97年のヒット曲「History Repeating」のカヴァー。ビッグビート〜ヒップホップ風味で焼き直されたスパイ映画風のノーザン・ソウル・サウンドに乗って、イギリスの往年の歌姫シャーリー・バッシーが“歴史なんて同じようなことの繰り返し”と歌った痛快な曲である(同年に発表されたポーティスヘッドのボンド映画風ナンバー「All Mine」──後にトム・ジョーンズに歌われた──とあわせて聴きたい。音楽ヴィデオはいずれも'60年代音楽番組ネタ)。音楽のリバイバル現象をユーモアたっぷりに皮肉ったこの曲は、まさにカロ・エメラルドにぴったりだ。'50年代以前の音楽をモチーフにしている彼女にとってはやや異色な曲調だが、お洒落なモッド・ジャズのテイストはカロのファンにも違和感なく受け入れられるものである。特に、豪快なサックス・ソロをフィーチャーしたブレイクダウンは会場を大いに沸かせた。「History Repeating」がヒットした'90年代は、ヒップホップの浸透や、サンプラーやDTMの普及によって過去の音楽のリバイバルが慣習化し、古いジャズやサントラ〜ラウンジ音楽などがさかんにリサイクルされたり、DJ(編集)感覚で作られたミクスチャー/クロスオーヴァー音楽が大量に生まれるなど、カロ・エメラルドがやっているエレクトロ・スウィング的な音楽の素地が出来上がった時期だった。彼女の音楽スタイルの直接のルーツが示されている点でも、このカヴァーは面白かった(ちなみに、この曲はライヴのみのレパートリーで、現時点でスタジオ録音版は発表されていない)

 「History Repeating」に前後して、カロが2人の重要人物を観客に紹介した。ひとりは、ギタリストのヴィーハー・ホーヘンドルプ。“実は今日、彼の誕生日なの。彼とは当初からの付き合い。ずっと一緒にやれて光栄だわ。どうもありがとう!”。ホーヘンドルプは、ギタリスト/ソングライターとしてカロのアルバムとツアーに最初から参加している古株。ツアー・メンバーの中で唯一の生き残りでもある。ホワイト・ファルコンを弾く彼が、私にはスチュアート・マシューマンのように見えて仕方なかった(ルックスの雰囲気も近い)。彼はエレキだけでなく、アコギでジャンゴ・ラインハルト風情の演奏も聴かせた。

 もうひとりは、ソングライターのヴィンセント・ディジョージオ。“私の曲の歌詞はカナダ人の仲間が書いてくれてるの。彼は日本人女性と結婚してるのよ。今日、その彼が会場に来ています。よかったら拍手してあげて。ヴィンス・ディジョージオです!”。カロ・エメラルドの楽曲は、ヴィンセント・ディジョージオ、デヴィッド・シュラーズ、ヤン・ファン・ヴィーリンゲンという3人のソングライター/プロデューサーが中心になって書いている。カロ自身も部分的に曲作りに貢献しているが、基本的に彼女はシンガー・ソングライター(自作自演歌手)ではない。往年のポピュラー・ソングや歌謡曲と同じく、カロ・エメラルドの作品が作家と歌手の分担作業によって生まれていることは重要なポイントだと思う。カロが歌うのは等身大の自分像ではなく、“編集室の床に散らばった未公開場面集”というアルバム表題の通り、古いハリウッド映画の一場面のような魅惑的なフィクションの世界である。自我にとらわれず、女優のように何色にも染まることのできる純粋な歌うたいだからこそ、彼女の歌は多くの人を魅了するのだろう。

 コンサート終盤は、1stアルバムからのヒット曲「That Man」「Stuck」「Back It Up」「A Night Like This」を立て続けに披露。ハイヒールを脱ぎ捨てて裸足になり、観客とのコール&レスポンスや、メンバー紹介を兼ねたソロ回しを織り込みながら、十八番のスウィングやラテン調のダンサブルな曲で会場を徹底的に盛り上げた。2ndアルバム発表直前の'13年4月、イギリスのBBCラジオ・シアターで300人の観客を前に行われたライヴ(『In Concert』としてDVDBD発売)は、ブルーノート東京のような小会場が似合う落ち着いた雰囲気が特徴だったが、それから2年後の来日公演では、バンド編成も編曲もがらりと変わり、よりポップでエンターテインメント色の強いショウに内容がスケールアップしていた。ブルーノート東京公演も盛り上がったと思うが、今回のショウは赤坂ブリッツのようなキャパ1,000人以上のスタンディング会場の方が向いていたと思う。日本の観客の熱い反応を見て、カロやバンドのメンバーたちも興奮した様子だった。

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大盛り上がりだった赤坂ブリッツ公演

 アンコール曲「A Night Like This」が終わると、メンバーたちが肩を組んで観客に挨拶をした。カロを真ん中にして男たちがずらりと並んだ光景に改めてシャーデーっぽさを感じたりもしたが、今回、カロの歌を生で聴きながら私が何度も思い出したのは、フェアーグラウンド・アトラクション時代のエディ・リーダーだった。ジャズの影響を強く受けたポップな歌唱だけでなく、よく聴くと可憐な歌声も似ている(特に高音が)。人懐こいキャラもそっくりだ。手法は全く違うが、現代的なポップ感覚で20世紀前半のポピュラー音楽を解釈している点はどちらも一緒である。フェアーグラウンド・アトラクションは短命に終わったが、カロ・エメラルドにはずっと素敵な歌を歌い続けてほしい。

 大歓声に応えた二度目のアンコールでは、“Thank you very much. Can I also say スゴイ?!”と覚えたての日本語も披露。“よかったらもう1曲どうかしら。11歳のとき、初めて人前で歌った曲です。学校のお芝居で私がソロで歌うことになったの。ジャズ調の曲で、私が歌ったらみんな感動してくれた。そのとき、大人になったらジャズ歌手になりなよ、とみんなから言われたの。その思い出の歌を歌います”──そう言って彼女が披露したのは、エラ・フィッツジェラルドやドリス・デイにも歌われたロマンチックなスタンダード曲「Dream A Little Dream Of Me(カロ作品を触発した古典曲の編集盤『CARO EMERALD PRESENTS: DRUM ROLLS & HEARTBREAKS』に収録)。落ち着いた歌唱と伴奏で自分の原点を振り返り、最後はしっとりとしたムードで幕を下ろした。ポピュラー音楽の歴史の長さと奥深い魅力を再認識させる約90分の素晴らしいショウだった。


カロ・エメラルドの“世界一受けたい授業”

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DELETED SCENES FROM THE CUTTING ROOM FLOOR (2010)
THE SHOCKING MISS EMERALD (2013)


 似たようなレトロ・サウンドを聴かせるアーティストはたくさんいるが、楽曲の質の高さ、サウンド・プロダクションの洗練度、参照している時代や音楽スタイルの幅、歌のうまさ、キャラの魅力などで、カロ・エメラルドは群を抜いていると思う。エレクトロ・スウィングには、単に古いスウィング・サウンドをネタ使いしただけの安っぽい雰囲気モノも少なくないが、カロ・エメラルドの作品からは、過去の音楽に対する深い理解や愛情、同時に、それらを咀嚼しながら現代的なポップスを生み出そうという前向きな姿勢を強く感じる。実際に生のパフォーマンスを観て、改めて骨のある人だなと思った。

 今年、2015年はロックンロール誕生60周年に当たる。ポピュラー音楽に対する私たちの一般的な歴史認識は“ロックンロール元年”とされる1955年から始まっていて、それ以前の音楽は忘れられがちだ。ロックンロールというのはポピュラー音楽におけるキリスト教のようなもので、1955年を境に“紀元前”と“紀元後”で歴史が分断されてしまっているのである。しかし、実際には歴史は地続きで、それ以前の音楽には(ロックンロールを含む)後の様々なポピュラー音楽のルーツがある。カロ・エメラルドの音楽は、そのことを実に分かりやすく、楽しく私たちに教えてくれる。彼女にはこれからも魅力的な歴史の先生であってほしい。


01. I Belong To You
02. Tangled Up
03. Riviera Life
04. Coming Back As A Man
05. Quicksand
06. Dr. Wanna Do
07. Black Valentine
08. Paris
09. Excuse My French
10. Just One Dance
11. Liquid Lunch
12. History Repeating [Propellerheads feat. Shirley Bassey cover]
13. That Man
14. Stuck
-encore 1-
15. Back It Up
16. A Night Like This
-encore 2-
17. Dream A Little Dream Of Me [popular standard]

Live at Akasaka Blitz, Tokyo, May 18, 2015
Caro Emerald (vocals), Wieger Hoogendorp (guitar), Stephen Large (keyboards, melodica), Jeroen Vierdag (bass), David Temple (tenor/baritone sax, clarinet, guitar, keyboards), Ben Cummings (trumpet), Remon Hubert (laptop, electronic drum pads, percussion)

Caro Emerald: Japan Tour 2015
May 18 - Akasaka Blitz
May 19 - Blue Note Tokyo
May 20 - Blue Note Tokyo



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