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Prince──イきましょ



 '90年代初頭にアン・ヴォーグとプリンスが共演していたら、どれだけカッコ良かっただろう。『Diamonds And Pearls』からの先行シングルだった「Gett Off('91年7月29日発売)は、そんな妄想を抱かせるヒップホップ仕様の大傑作ファンク・ナンバーだ。

 今月は『Diamonds And Pearls』('91年10月1日発売)25周年特別月間ということで、先日のアルバム表題曲に続き、もう1曲、この必殺エロ曲の歌詞を和訳することにしたい。好きな曲だらけのアルバムだが、1曲選べと言われたら、やはりこれしかない。プリンスの妄想力にあなたは付いてこられるか?!


GettOff2.jpg

 Gett Off
 
 How can I put this in a way so as not 2 offend or unnerve
 But there's a rumor going all 'round that u ain't been gettin' served
 They say that u ain't u know what in baby who knows how long?
 It's hard 4 me 2 say what's right when all I wanna do is wrong
 
 一体どう言えばご機嫌を損ねずに済むんだい
 巷の噂によればキミはずっとありついてない
 聞いた話じゃ随分と長いことご無沙汰らしい
 マズいことしたい時にウマく言うのは難しい
 
 Gett off - 23 positions in a one-night stand
 Gett off - I'll only call u after, if u say I can
 Gett off - let a woman be a woman and a man be a man
 Gett off - if u want 2 baby...here I am
 
 イこう──一晩で23種の体位
 イこう──よかったら後で電話するぜ
 イこう──女は女に 男は男になるがいい
 イこう──イきたけりゃ……俺がいるぜ
 
 I clocked the jizz from a friend of yours named Vanessa Bet
 She said u told her a fantasy that got her all wet
 Something about a little box with a mirror and a tongue inside
 What she told me then got me so hot I knew that we could slide
 
 お友達のヴァネッサ・ベットからエロい話を聞いた
 キミの妄想談でグショグショに濡れたとさ
 鏡付きの小っちゃなハコに舌が入ってるお話
 それを聞いてアツくなった 俺たち相性文句なし
 
 Gett off - 23 positions in a one-night stand
 Gett off - I'll only call u after, if u say I can
 Gett off - let a woman be a woman and a man be a man
 Gett off - if u want 2 baby...here I am
 
 イこう──一晩で23種の体位
 イこう──よかったら後で電話するぜ
 イこう──女は女に 男は男になるがいい
 イこう──イきたけりゃ……俺がいるぜ
 
 Naw, little cutie, I ain't drinkin' but scope this -
 I was just thinking: u + me - what a ride -
 If u was thinking the same we could continue outside
 Lay your pretty body against a parkin' meter
 Strip yo dress down like I was strippin' a Peter Paul's Almond Joy
 Lemme show u baby, I'm a talented boy
 
 かわい子ちゃん マジな話さ 考えよう
 思ってたんだ キミ+俺──最高のコンビ
 キミも同感だったら外で続きをしよう
 パーキングメーターに可愛い体を寝かせて
 キャンディーバーを剥くように服を脱ぐのさ
 教えてあげるよ 俺はピカイチ
 
 Everybody grab a body, pump it like u want somebody
 
 みんな 体を掴んで 激しく悶えろ
 
 Everything about u just screams of a real sexy affair
 The nasty way u walk, the way u flip your hair
 Babygirl, I'm all veins when I'm scopin' that body rare
 Betcha I'ma pack a lunch and spend a while there
 
 何から何までキミはとにかくエロすぎる
 お下品な歩き方 髪を払うその仕草
 観察すればするほどそそられる体
 準備万端 キミの体を散策したいな
 
 Gett off - 23 positions in a one-night stand
 Gett off - I'll only call u after, if u say I can
 Gett off - let a woman be a woman and a man be a man
 Gett off - if u want 2 baby...here I am
 
 イこう──一晩で23種の体位
 イこう──よかったら後で電話するぜ
 イこう──女は女に 男は男になるがいい
 イこう──イきたけりゃ……俺がいるぜ
 
 I'm gonna kiss u in front of everybody, I don't care
 That's right, I pulled your dress up
 Shit, u ain't got no underwear on
 I shoulda known, I shoulda known
 Butterscotch curly hair, I wish u had some drawers on now
 Stone freak 2 the bone I can't believe it, we're going home
 
 みんなの前でチューしちゃお かまへん
 いいじゃん キミのドレスをまくり上げたら
 マジか ノーパンだなんて
 先に言ってよ 先に言ってよ
 バタースコッチのくるくる毛 パンツははいておこうよ
 マジでヤバすぎ ありえない 家に行こうか
 
 Everybody grab a body, pump it like u want somebody
 Everybody grab a body, pump it like u want somebody
 
 みんな 体を掴んで 激しく悶えろ
 みんな 体を掴んで 激しく悶えろ
 
 So here we are, here we are in my paisley crib
 Whatcha want 2 eat? "Ribs"
 Ha, toy, I don't serve ribs
 U better be happy that dress is still on
 I heard the rip when u sat down
 Honey, them hips is gone
 That's alright, I clock 'em that way
 Remind me of somethin' James used 2 say
 "I like 'em fat"
 "I like 'em proud"
 "You got 2 have a mother 4 me"
 Now move your big ass 'round this way
 So I can work on that zipper, baby
 Tonight you're a star and I'm the big dipper
 
 さて さて ペイズリーのお宿に到着
 なに食べたい? “お肉”
 お嬢ちゃん お肉は置いてないよ
 まだ服を着てるなんてマジ奇跡
 キミが座るとビリッと破ける音がした
 キミのお尻はヤバいな
 いいさ そういうのがたまらないんだ
 そういやジェイムズも言ってたっけ
 “デカいのがいい”
 “デンとしてるのがいい”
 “女はそうでなくちゃな”
 さあ 大きなケツを突きだして
 そのジッパーを下げさせてくれよ
 今夜 キミはスター 俺は北斗七星
 
 Everybody grab a body, pump it like u want somebody
 Everybody grab a body, pump it like u want somebody
 
 みんな 体を掴んで 激しく悶えろ
 みんな 体を掴んで 激しく悶えろ
 
 Oooh I think I like it with the dress half on
 I'll zip it far enough 2 see the crack-o'-dawn
 Don't worry 'bout the bust, I'm gonna lock up every door
 Then we can do it in the kitchen on the floor
 In the bathroom standing on the tub and holding on the rod
 In the closet underneath the clothes and oh, my God
 In the bedroom on the dresser with your feet in the drawers
 In the pantry on the shelf I guarantee u won't be bored
 The pool table yeah, move the stix and put the 8-ball
 Where it's sure 2 stick
 Dudley do no wrong 2 night if Nell just let him kick it
 
 ん〜 服を半分着たままするのもいいね
 ジッパーはワレメが見える程度に開けとこう
 胸は心配ないよ 家中のドアに鍵をしとくから
 そしたらキッチンの床でしたっていい
 バスタブでカーテン棒に掴って立ったまま
 クローゼットにかかった服の下で ありゃま
 寝室の鏡台に乗って引出しを踏みながら
 食料庫の棚の上でも熱中すること請け合い
 玉突き台ならキュー(脚)をずらして 8番ボールを
 ばっちり突かせてくれ
 ネルが任せりゃ今夜ダドリーはヘマしない
 
 How can I put this in a way so as not 2 offend or unnerve
 But there's a rumor going all 'round that u ain't been gettin' served
 They say that u ain't u know what in baby who knows how long?
 It's hard 4 me 2 say what's right when all I wanna do is wrong
 
 一体どう言えばご機嫌を損ねずに済むんだい
 巷の噂によればキミはずっとありついてない
 聞いた話じゃ随分と長いことご無沙汰らしい
 マズいことしたい時にウマく言うのは難しい
 
 Gett off - 23 positions in a one-night stand
 Gett off - I'll only call u after, if u say I can
 Gett off - let a woman be a woman and a man be a man
 Gett off - if u want 2 baby...here I am
 
 イこう──一晩で23種の体位
 イこう──よかったら後で電話するぜ
 イこう──女は女に 男は男になるがいい
 イこう──イきたけりゃ……俺がいるぜ


move the stix and put the 8-ball where it's sure 2 stick キューをずらして8番ボールをばっちり突かせてくれ:8番ボールは、ビリヤードのポピュラーな遊び方“エイトボール”で、プレイヤーが最後にポケットに落として勝負を決める最も重要な球。“stix(sticks)”は文脈的にビリヤードの“キュー”を指すが、この語には“脚”という意味もある。“脚を開いて、キミのアソコに俺のナニを入れさせてくれ”というダブル・ミーニング。

Dudley do no wrong 2 night if Nell just let him kick it ネルが任せりゃ今夜ダドリーはヘマしない:“ダドリー”は、'99年に実写版映画(『ダドリーの大冒険』)も作られた'60年代の米TVアニメ『Dudley Do-Right』の主人公=ヘマばかりの騎馬警官ダドリー・ドゥーライト(正義漢ダドリー)のこと。“ネル”はダドリーが思いを寄せるヒロイン。

※訳出した歌詞は「Gett Off」の“Extended Remix”で聴ける完全版。アルバム版や同曲ヴィデオでは、これらの歌詞が部分的にカットされている。



GettOff3.jpg
音楽ヴィデオ「Gett Off」(監督:ランディ・セント・ニコラス)

 「Gett Off」は、前作『Graffiti Bridge』(1990)からのシングル「New Power Generation」のB面曲だったプリンスの一人多重録音曲「Get Off」(微妙に綴りが違う)から発展したものである。リフや歌メロの一部はその時点で漠然と出来ていたが、その後、いかにも素描的なこの軽いファンク・ロック曲は、同時代の黒人音楽の刺激を受けて完全に生まれ変わることになった。

 「Get Off」と「Gett Off」の最大の違いは、そのグルーヴにある。ドラムとベースのループが生む「Gett Off」の重量級ファンク・グルーヴは、そのルーツであるジェイムズ・ブラウン「The Payback」(1973)をヒップホップの作法で解釈したものに違いないが、この秀逸なリズム・トラックは、残念ながらプリンスが独力で生み出したものではない。「The Payback」と「Gett Off」の間には、ある重要な媒介作品が存在している。それが、アン・ヴォーグの「Hold On」だ。



 ミラクルズ「Who's Lovin' You」のアカペラ歌唱で幕を開けるアン・ヴォーグのデビュー曲「Hold On('90年3月5日発売)は、JB「The Payback」をネタ使いしたニュー・ジャック・スウィング〜ヒップホップ・ソウル曲である。そこでは、定番ネタである「The Payback」イントロの特徴的なワウ・ギターがサンプリングされ、同時に鳴っている元のベース音の上に、独自の異なるベース・ラインが重ねられている。「Gett Off」のベース・ラインは、「Hold On」の1小節のベース・パターンのうち、ワウ・ギターが鳴っていない前半2拍のフレーズをループさせたものに聞こえる。プリンスは「Hold On」から「Gett Off」のリズム・トラックを作ったのだろうか?



 「Hold On」の他に、「The Payback」と「Gett Off」を繋ぐ重要曲がもうひとつある。「Hold On」の5ヶ月後、大ヒット作『Mama Said Knock You Out』からの先行シングルとして発表されたLL・クール・Jの「The Boomin' System('90年8月2日発売)がそれだ。この曲ではアン・ヴォーグ「Hold On」のリズム・トラックがほぼそのまま流用され(サンプリングではなく、「The Payback」を使って独自に似たトラックを作ったと思われる)、そこに更にJB「Funky Drummer」の定番ドラム・ブレイクが重ねられている。「Gett Off」のループは、このループに非常に近い印象を与える。「Gett Off」のドラム・ループにも、まさしく「Funky Drummer」っぽいゴースト・ノートが入っているのだ。プリンスは「Hold On」「The Boomin' System」のいずれかをサンプリングし、その上に独自のベース音と、ドラム缶を叩いているような金属質なスネア音(クソ素晴らしい)を重ねて「Gett Off」のリズム・トラックを作ったのではないか。

 「Gett Off」が「Hold On」または「The Boomin' System」をサンプリングしていることは、アルバムにはクレジットされていないし、一般的にそう認識されているわけでもない(サンプリング・データベースのWhoSampledにも載っていない)。もしかしたらサンプリングではないかもしれないが、上記の類似を見る限り、少なくとも、プリンスがこれら2曲に触発されて「Gett Off」を作ったことは間違いないように思われる。プリンス最後の全米ナンバーワン・ヒット「Cream」(『Diamonds And Pearls』からの2ndシングル)も、これと同じように、T・レックス「Get It On」(1971)を、ラヴ&ロケッツ「So Alive」(1989)経由で解釈したような曲だった。当たり前だが、希代の天才であるプリンスも、音楽ファンとして常に同時代の作品を熱心に聴き、そこから様々なインスピレーションを得ていたと思う。『Mama Said Knock You Out』などは特に彼のお気に入りだったはずで、翌年発表のラップ曲「My Name Is Prince」は、ラップ・スタイル/サウンド共に、同アルバムの表題曲「Mama Said Knock You Out」にそっくりだったりする。「Diamonds And Pearls」中盤の“D 2 the I 2 the A 2 the M...”部分も、もしかすると「The Boomin' System」を聴いて閃いたのかもしれない。

GettOff4.jpgGettOff5.jpg
ジェイムズ・ブラウン『It's A Mother』(1969)、『The Payback』(1973)

 ところで、「Gett Off」には「The Payback」の他にもうひとつ、より明快なJB作品の引用がある。“そういやジェイムズも言ってたっけ(Remind me of something James used to say)”という前振りで始まる中盤部分では、「Mother Popcorn」(1969)のホーン・リフがサンプリングされ、更に、同曲の歌詞が引用されている。音楽と歌詞、いずれの文脈にも合った見事なJB使いは、さすがプリンスと唸らせる。ダ・レンチ・モブ「Freedom Got AN A.K.」(1992)、キャンディ・ダルファー「Pick Up The Pieces」(1993)、ターミネーターX「Sticka」(1994)等でサンプリングされることになる冒頭の印象的なプリンスの叫び声も、マーサ・ハイによる「The Payback」のあの高音ヴォーカルへのオマージュだったりして……(とも思うが、あの叫び声は、サビ部分などでループされている自動車の急ブレーキ音みたいな“キィィィー!”という甲高いノイズを模しているのかもしれない。あのサンプルはJBズ「The Grunt」イントロのサックス? それともジュニア・ウォーカー「Shoot Your Shot」?)

 「My Name Is Prince」「Sexy M.F.」「Days Of Wild」「Race」「Pussy Control」……と続いていくプリンスのラップ・シリーズの中でも、「Gett Off」は出色の完成度である(まあ、どれも最高なのだが)。重戦車のごときドラム&ベース、ループ感覚で鳴るエリック・リーズのフルート・リフ、ラップっぽく聞こえながら実はラップでも何でもないプリンス節の歌メロ(「When Doves Cry」などと共通する念仏のようなメロディ)、トニー・Mのラップとロージー・ゲインズのソウルフルなヴォーカル、そして、プリンスによるエレキ・ギターの官能的なソロ。ファンク、ヒップホップ、ソウル、ジャズ、ロックをすべてぶち込み、圧力鍋で一気に加熱したような、とにかく凄い曲だ。“ラップの真似事”だの、“プリンスはヒップホップをやってはいけない”などと、当時は色々と悪口も言われたように記憶するが、こんな曲を一体、プリンス以外の誰が作れるだろう?

 プリンスがヒップホップに対抗しようとしていたとは思わない。なにせ、ヒップホップはファンクの子供である。彼は“対抗”するのではなく、飽くまでヒップホップに“対応”した、より開かれた総合的な'90年代型ブラック・ミュージックをやるためにニュー・パワー・ジェネレーションというコレクティヴを立ち上げたと思う。ヒップホップを強く意識しながら、サンプリングに依存しない彼らの生演奏志向は、ステッツァソニックやザ・ルーツのような前後のヒップホップ・バンドとも共鳴するものだ。それまでと同じように一人でスタジオの密室にこもって音楽を作り続けていたら、プリンスはとっくに過去の人になっていたか、(例えばケイト・ブッシュのような)単なる孤高の人になっていただろう。「Get Off」と「Gett Off」を聴き較べれば、それは明らかである。時代の荒波の中で、彼がポップ・ミュージシャン、あるいはブラック・ミュージシャンとしての底力を発揮した『Diamonds And Pearls』は、約2ヶ月後に発表されたマイケル・ジャクソン『Dangerous』('91年11月26日発売)と並び称されるべき、極めて重要な傑作であると思う。


ALL ROADS LEAD TO FUNK──すべての道はファンクに通ず

GettOff6.jpg
フェデリコ・フェリーニ監督『サテリコン』(1969)

 「Gett Off」は音楽ヴィデオも凄かった。“ペイズリーの館”を舞台に、新たな女性ダンサー、ダイアモンドとパールを中心に繰り広げられる禁断のエロ宴──5年前の「Kiss」をスケールアップしたような趣き──は、古代ローマの酒池肉林の響宴を思わせる。『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』は部分的に『8½』だったが、これは完全にプリンス版『サテリコン』だ。更に凄かったのは、ヴィデオのデカダンな宴を再現した同年のMTVヴィデオ・ミュージック・アワードでのライヴ・パフォーマンス。炎がメラメラと燃える薄暗いステージ上で、一体何人いるんだ、というくらい大勢のダンサーたちが半裸で妖しくもつれ合う光景は、圧巻のひとことに尽きる。当時、テレビ放映を見た時の私の印象は、とにかく“わけわかんねー”だったが、いま見ると、この“わけわかんなさ”や“なんでもあり感”こそファンクだなと思う。

GettOff7.jpg
「Gett Off」@MTVヴィデオ・ミュージック・アワード('91年9月5日、ロサンゼルス)

 もはや伝説と言うしかないが、このMTVアワードのステージでプリンスは、“尻”に言及する歌詞に合わせて、前代未聞のケツ出し衣装(臀部がぽっかり空いている)でパフォーマンスを行った。生放送の大きな音楽授賞式の場で堂々と尻を晒したアーティストは、後にも先にもプリンスくらいのものだろう。まさにワン&オンリー。


 さて、「Gett Off」で間接的に繋がっていたプリンスとアン・ヴォーグは、それから14年後、めでたく共演を果たした。ご存じ、スティーヴィー・ワンダー『A Time To Love』(2005)からの先行シングルだった傑作ブギー・ファンク「So What The Fuss」である。アン・ヴォーグのオリジナル・メンバー4人(ドーン・ロビンソン、マキシン・ジョーンズ、シンディ・ヘロン、テリー・エリス)がバック・ヴォーカル、プリンスがギターを担当し、スティーヴィーが他の楽器をすべて一人で演奏して歌っている。これだけでも最高だが、更には、プリンスと入れ替わりでQティップが参加した同曲のリミックス“Remix feat. Q-Tip”が、これまた死ぬほど素晴らしい出来だった。モブ・ディープ「Shook Ones Pt. II」(1995)を使い、マイナー調の全く違う雰囲気になっている(シャーデー・ファンにもお薦め)。シングルには、今こそ聴き返したいディスコ・ブギーなリミックス“Global Soul Radio Mix”も収録。この記事を書きながら久しぶりに「So What The Fuss」のシングルを引っ張り出し、あまりの素晴らしさに大興奮である。

 スティーヴィー、いい加減にアルバム出してくれー!



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